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授業参観日記

6月 22 日(木) 2限 歴史総合 1-6

アフリカとアジアにおける西欧列強の植民地拡大について、地図作業やペアワークによる説明活動を通して知識を深め、植民地支配を拡大した理由や手段、その後の影響について考察することを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇授業の始めに全員出席しているのを確認して「全員そろってよかった」と言ったこと。

〇前時の復習「日清戦争」をペアワークによる説明で行わせ、植民地化を進めた理由を図で簡潔に説明し、要点を押さえられていたこと。

〇本時の導入において、セシル=ローズの風刺画やハンムラビ法典の写真を活用してアフリカの植民地化について考えさせていたこと。

〇アフリカの白地図を活用して、植民地化された国を着色し、植民地化した国を解答させる活動を通して、植民地化の流れをつかませようとしていたこと。活動の前に「やることはわかりましたか」と確認していたこと。

〇アジアの植民地化について、プロジェクタて世界地図を映し、支配した国との位置関係を理解しやすくしていたこと。

〇インドの植民地化において、宗教問題があったことに発問で気付かせていたこと。

〇東南アジアにおける植民地化について地図を投影して場所を確認させるとともに、影響について解説していたこと。

〇「この時間で覚えられることは覚えるようにしてくださいね」と声掛けしていたこと。

〇授業の最後に「たくさんの国が出て来て大変だったと思うけど、よく頑張りました」「協力してくれてありがとう。おかげで授業が進みました」と生徒に言っていたこと。

6月 21 日(水) 2限 英語コミュニケーションⅠ 1-2

ライオンを育てた人間の話を復習し、ペットに対する自分の意見をまとめ発表するとともに、子どもと親の役に分かれてペットを飼うことに対する会話を行うことで、英語で表現する力を高めることを目標にした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇導入でターゲット(単語帳)を持っているか確認し、ペアで問題を出し合った後、教師が質問して再度確認していたこと。「昨日、授業以外で単語帳を見た人、手をあげて」「単語帳が新品同様で、どこでも売れるようじゃだめだよ」と語彙を増やす努力をするよう声掛けしていたこと。

〇内容の復習と音読練習をし、ペアで英語と和訳に分かれて音読した後に、復習の質問をプロジェクタで映しながら、主たる内容が繰り返し確認できるようにし、定着を図っていたこと。

〇ペットに関するフローチャート式の質問に答え、それを基にペアで質問する活動を行い、次の活動につなげウォーミングアップになるようにしていたこと。

〇飼いたいと思う動物と、飼いたいと思った理由を簡潔に書く活動をした後に、ペットを飼いたいと考える高校生役とその保護者役の異なる立場に分かれて、会話を考える活動を通して、段階的に英語の表現力を高められるようにしていたこと。その際、立場別に「飼いたい理由」「飼えない理由」を3つずつ事前にあげ、さらに考えさせるように仕向けていたこと。

〇空欄のある会話例を示し、あまり難易度が高くならないようにして、ペアでの会話が成立するように配慮していたこと。

〇本時の活動について、自己評価、他者評価をする欄を用意していたこと。

〇アメリカのペット事情をネットニュースで紹介し、ペットに対する興味関心を高めていたこと。

 

6月 21 日(水) 1限 数学Ⅲ 3-4

媒介変数表示された関数のグラフから面積を求めるのに図形ソフトを用いてイメージさせた後、微分を用いてグラフを書き、積分を用いて面積を求められるようにすることを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇声質、声量、話す速さがちょうどよく、大変聞きやすいこと。

〇3年生で受験に対応する必要があるため、導入で既習事項の確認テストを行い、採点してフィードバックしていること。

〇問題を解く前に「面積を求める時、何がわかると問題が解きやすくなるか?」「何をしたらグラフか描けるようになるのか?」と、全体に問いを投げかけ、考えさせるように配慮していたこと。

〇媒介変数表示された関数は、そのままではグラフをイメージできないので、図形ソフトを活用してプロジェクタで映し、イメージを持たせてから、微分をすることで「微分ってすごいな」ということを認識させていること。

〇微分して増減表を作成し、おおよそのグラフを書き、積分をして解を求める作業を丁寧に行っていたこと。

〇「増減表を完成させないとグラフか書けないよ」「積分の最後の計算が自力でできないと厳しいよ」などと受験生としての奮起を促す声掛けをしていたこと。

6月 20 日(火) 5限 体育 1-34

バレーボールにおいて、パスやサーブなどの個人的技能の上達及び主体的にゲーム内容を向上させることを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇始業前に準備運動等が始められていたこと。生徒の声がよく出ていること。縄跳びでも、先生の「あと〇分!」といった迫力ある声掛けがあり、引き締められていたこと。

〇「校長先生が見に来てくれています」に反応し、全員が挨拶してくれたこと。

〇オーバーハンドパストアンダーハンドパスの二人一組の練習中に、見回りながら、アドバイスし「そうそうそう、いいよーっ」と声掛けしていたこと。

〇サービス練習において、体重移動、腕を振る方向、打つ手の形など留意することについて実演しながら説明していたこと。

〇ゲームに入る前に、6人の守備形態に軽いサーブを入れ、レシーブ・トス・スパイクのイメージ作りを行ったこと。

〇ゲーム中も、レシーブのポジショニングについて教えたり、ラリーが続くようにアドバイスしていたこと。

〇終了して片づけしている最中も生徒が怪我しないように見守るとともに、よく動いている生徒を見取るようにしていたこと。

6月 20 日(火) 2限 体育 1-56

バスケットボールにおいて、チームで協力しながら基礎練習やゲームを行わせ、パソコンでプロの動画を見て、チームとしての動き方の理解を促し、ゲームを工夫することを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇チャイムスタートができており、挨拶の声、準備運動での声がよく出ていること。

〇導入で、本時の目標と注意点について、説明できていること。

〇チームごとに6種類の練習を6か所で行い、場所を移動してローテーションして、効率的に練習できていること。コートを回りながら、適時ポイントになるところをアドバイスしていること

〇2人1組になり、パソコンでNBAの動画を見て、①味方同士が広がってコートを広く使う、②攻める際にウィング2人が広く走る(チーム内での役割決め)の2点を強調していたこと。

〇経験者を中心に、チームでの役割を決め協力してゲーム運営をするよう伝えていたこと。

〇怪我の有無の確認をし、本時の目標である「広がりを意識してゲームができたか」を確認していたこと。