日誌

熱闘!高校野球

 昨日は、野球部の第104回全国高等学校野球選手権大会の県予選第一回戦の応援に敷島球場に行ってきました。ジリジリきて痛い暑さの中、吹奏楽部とチアリーディングの生徒の皆さん、応援ありがとうございました。保護者の皆様、引率の先生方、お疲れ様でした。3時間半を超える熱戦を戦い抜き、大差をつけられても諦めることなくプレーし、中盤に一度は逆転したものの最後はあと一歩及ばず15対14で惜しくも敗れました。野球部の皆さん、監督・顧問の先生方、マネージャーの皆さん、お疲れ様でした。この悔しさをバネに秋に向けて頑張ってください。応援にも力が入る、これぞ高校野球といういい試合でした。「俺はキャプテン」という漫画の中で主人公が「日本の夏は甲子園があるから美しいんだ」というセリフがあったと記憶していますが、もはや高校野球は日本の文化、日本の夏の風物詩となっていると思います。
 私は小学生の頃から野球は好きで(毎日、夕食時に父親がナイターを観ていたせいか)、野球漫画も400冊くらい持っています。単行本を持っていなくても読んだことがある野球漫画は40以上です。ただ、調べたら今までに出版された野球漫画は440以上あるらしく予想以上でした。水島新司さん、ちばあきおさん、あだち充さんの三人で、私が持っている野球漫画の半分を占めます。野球漫画の第一人者と言えば、水島新司さんであることは疑いようがないですが、「男どアホウ甲子園」「ドカベン」「あぶさん」「一球さん」「野球狂の詩」「光の小次郎」「球道くん」「おはようKジロー」など高校野球とプロ野球がメインです。「キャプテン」「プレイボール」のちばあきおさんは、中学・高校野球です。あだち充さんは、「ナイン」「ああ!青春の甲子園」「タッチ」「MIX」「H2」「クロスゲーム」など、ほぼ高校野球専門ですね。リトルリーグからメジャーまで、また女子野球やソフトボールもありで、本当に日本人は野球が好きなんだなと思います。ただ、最近は少子化とサッカーやバスケ、バレー、テニスなど他のスポーツに競技人口が流れていて、各スポーツで子どもの取り合いみたいになっています。オリンピックの影響で、スケボやスノボをやる子どもも増えていますね。どのスポーツも将来のプレイヤーと観客増のため真剣です。
 『週刊少年ジャンプ』(集英社)の三大原則として語られていた「友情、努力、勝利」は、日本の典型的な少年漫画を表す標語です。ここに「豊かな人間性」「コミュニケーション能力」「協働」「自己肯定感」などの教育的要素が詰まっていますね。(漫画から学べることも多いんですよ。)