日誌

ざわわ ざわわ ざわわ・・・

 昨日に引き続き戦争関連の話題になりますが、1945年の今日、太平洋戦争における沖縄戦が終結しました。この日を沖縄県が「慰霊の日」と決めて条例で休日としています。沖縄戦について知る場所としては、糸満市摩文仁の平和祈念公園、沖縄県平和祈念資料館やひめゆり平和祈念資料館、ガマと呼ばれる住民が避難した自然壕などがあり、修学旅行で訪れる生徒が多く、私も数回見学しています。

 1944年3月26日慶良間列島に上陸した米軍は、4月1日に1,500隻近い艦船と延べ約54万人の兵員をもって沖縄本島に上陸を開始しました。ここから一般住民を巻き込み、ひめゆり部隊や集団自決などの悲劇を生んだ沖縄戦が始まったのです。そして最後は第32軍の司令官・牛島満大将が自決したことにより、組織的戦闘は終結しました。しかし、その後もすぐに戦闘が終わったわけではなく、死ななくてもよかった人が多くいたのです。米軍が投降を呼びかけても、捕まればひどい目にあわされると信じていた島民は、手榴弾で集団自決したり崖から飛び降りたりするなどしました。沖縄戦では、住民を中心におよそ20万人もの犠牲者が出ました。

 私が日本史の授業で、この日付は覚えてほしいと生徒にずっと言い続けてきたのが、「12月8日」「3月10日」「6月23日」「8月6日」「8月9日」「8月15日」です。何の日かわからない人は、すぐ調べてみてください。

 今日は生徒会役員選挙の立会演説会と投票がありました。選挙管理委員の皆さん、立候補者・推薦者の皆さん、御指導いただいた先生方、ありがとうございました。

演説を聞いていた生徒の皆さんの聞く態度もとても素晴らしいものでした。26日に新しい本部役員が発表されますが、今後の太東を主体性をもってリードしていくことになる皆さんに期待したいと思います。