日誌

我が生涯に、一片の悔いなし!!!

 最近は、「今日は何の日」に頼ることが多くなってしまいましたが、本当に色々な記念日があるなぁと興味深く「雑学ネタ帳」を読んでいます。そして、今日は驚きました。まさか、漫画『北斗の拳』の日があるとは思いませんでした。記念日は2018年(平成30年)に認定・登録されたので、かなり新しい部類です。『北斗の拳』は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていたバイオレンスアクションマンガです。1983年(昭和58年)9月13日から連載が始まりました。その時の私は20歳で、文中のイラストを描きました。今年2023年に『北斗の拳』は連載開始から40周年を迎えました。本校が開校して1年後に連載が始まったわけですね。

  『北斗の拳』は最終戦争後の199X年の暴力が支配する弱肉強食の世界を舞台とし、一子相伝の伝説の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者であり胸に北斗七星の傷をもつケンシロウの生き様を描き、今なお人気があるマンガです。拳をくりだす時の「あたたたたっ!」や敵が体の内部から破壊されて死ぬ時の「ひでぶっ」「あべしっ」などの特徴ある声や「経絡秘孔の〇〇を突いた。お前はもう死んでいる!」というケンシロウの決め台詞は有名です。「キャプテン翼」や「スラムダンク」ほどではありませんが、このマンガもまた、『週刊少年ジャンプ』(集英社)掲載漫画に必要な三大原則として語られることが多い「友情・努力・勝利」の要素を満たしています。「キャプテン翼」や「スラムダンク」を読んでサッカーやバスケを始めた子どもはたくさんいて、現在プロの選手にも多くいます。漫画のもつ影響力は、日本だけでなく世界に拡大しています。様々な職業について描かれていますし、人生について考えさせられる漫画もあります。部活動や受験について描かれた漫画も多いです。ジャズのサックス奏者を主人公にした漫画で、脇役のウッドベーシストが、「いいミュージシャンかどうかは、もう一度聴きたくなるかどうかだ。うまいだけのミュージシャンには用がない。」と言っていましたが、漫画や小説にも同じことが言えると思います。繰り返し読みたいと思えるかどうかです。皆さんには、繰り返し読んだ小説や漫画はありますか。自分に影響を与えた言葉、心の中に大切にしまっている言葉はありますか。ちなみにタイトルの言葉は、ケンシロウの兄ラオウの言葉です。※イラストのPLOWは、北斗七星の意味ですが、あまり使われる単語ではありません。「Big Dipper」より収まりがいいのでこちらにした記憶があります。