日誌

美しき予餞会

 今日は、4年ぶりに全校生徒が体育館に集まっての予餞会が実施できました。昨年は残念ながら、1、2年次生は教室で中継された映像を見ることになってしまいましたが、今年は全校生徒一体となった予餞会ができました。一言で言えば、「素晴らしい予餞会」でした。予餞会の企画準備に携わってくれた生徒会の皆さん、動画の中や壇上でパフォーマンスをしてくれた1、2年次生の皆さん、御指導と御援助をいただいた先生方に感謝いたします。ありがとうございました。吊り看板や壁の飾りつけなども素晴らしいものでした。挨拶で「私は学校行事の中でも、この予餞会が最も美しい行事ではないかと思います。それは送る側も送られる側も感謝の気持ちが詰まった行事だからです。」と話しました。それと、「恩送り」の話をしました。恩返しと違って、「恩送り」は、別の人に返します。典型的な「恩送り」は、親から子へのものです。親に育ててもらった恩は大きすぎて返せないので、自分の子どもに返していきます。1、2年次生の皆さんが3年生から受けた恩は、それより多くして下級生に返してあげてください。それによって太東がさらによくなっていくことでしょう。私は、不覚にも最初の1年次生の合唱でほろりときてしまいました。その後は吹奏楽部の演奏や部活動・クラスの有志による動画、ステージ上でのパフォーマンスなど盛りだくさんで、色々な工夫と趣向が見られ、素晴らしいものでした。3年次生に楽しんでもらって激励しようという心意気が伝わってきました。時間をかけて練習したり、動画を撮って編集したりした努力を3年次生も感じ取ってくれたと思います。異動された先生方からの温かい激励の言葉が入ったビデオレターで先生方が画面に現れると大きな歓声が上がっていました。最後の3年次担任団の動画とパフォーマンスは笑いあり感動ありの素晴らしいものでした。鈴木年次主任の応援団の経験を生かしたエールは、生徒たちの心に強く届いたことでしょう。はなむけを3年次生に贈ってくれた皆さん、お疲れ様でした。