日誌

恋は一種のアレルギー?

 今日は、アレルギーの日だそうです。1966年(昭和41年)に免疫学者の石坂公成さんがアレルギーの原因となる抗体の一種、免疫グロブリンEを発見し、2月20日にアメリカで開催されたアレルギー学会において、共同研究者である妻の石坂照子さんと共に発表したことに由来するそうです。

 先日、テレビのニュースで佐賀大学医学部の教授らがアトピー性皮膚炎の“かゆみ”の原因の一つとそれを防ぐ物質を突き止めたと発表しました。今後は治療薬の開発も期待されています。私が30年前に担任した生徒は、アトピー性皮膚炎がひどく、「かゆくて夜眠れない」「集中力がでない」などの悩みを抱えていてかわいそうでした。日本人の20代以下の約10%が悩んでいるというアトピー性皮膚炎ですが、本校の保健調査によれば、全校でアトピー性皮膚炎は37人で、全国平均よりは低いようですね。ただ、アレルギー疾患をもっている生徒の数は300人を超え、46%の生徒が何かしらのアレルギーを抱えています。最も多いのは花粉症を含むアレルギー性鼻炎ですが、40%を超えていて、50%を超える日も近いのではないでしょうか。私は、20歳の時に花粉症を発症し、40年の付き合いになりますが、ひどいときには授業にBOXテッシュを持ちこんでいました。どんな病気の痛みや辛さもそうですが、花粉症の辛さもなった人しかわからないでしょうね。目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、微熱などでだるく、眠気もあり集中力が出ません。年を取ったら症状が軽くなってきたのでありがたいですが、今年は花粉が非常に多いそうなので、コロナが収まってもマスクが外せるかどうかわかりません。マスクをしていると表情がわからず顔も覚えられないので、早くマスクのない生活がしたいです。

 本日、漫画家の松本零士さんが85歳で亡くなられたことをニュースで知りました。御冥福をお祈りします。私は小学生の時に「宇宙戦艦ヤマト」を、中学生の時に「銀河鉄道999」をテレビで見ていました。女性とメカが非常に個性的でした。ヤマトのオープニングソングは、吹奏楽部がよく演奏していたのを覚えています。今でもカラオケでは、ささきいさおさんが歌っていた宇宙戦艦ヤマトの「真っ赤なスカーフ」と「銀河鉄道999」は「十八番」です。宇宙戦艦ヤマトは、映画になってあまりにも続編が多く作られてしまい、ドラゴンボールと同じく興ざめしてしまいましたが、そういう意味で「スラムダンク」は対象的でしたね。宇宙や戦闘をテーマにした漫画では、松本先生は第1人者であることは間違いありません。これから、テレビで特番が組まれるでしょうから、知らない人も見てみてください。

 タイトルは、さだまさしの「恋愛症候群―その発病及び傾向と対策に関する一考察」の歌詞から拝借しました。興味をもった人は調べてみてください。

写真は、今朝撮影した校訓石碑の梅です。