日誌

鳥が窓にぶつかるくらい・・・

 本日、3日の日曜日にあった金山清掃に青藍同窓会で参加したことについて、本校ウェブページの卒業生サポートの中の青藍同窓会にアップされました。開会行事の清水市長の挨拶の中で、青藍同窓会の旗と太田東高校に言及してもらえましたので、ちょっぴり宣伝になったかもしれません。呑龍様(大光院)から出発して、金山の頂上までゴミ拾いをし、新田神社でお参りをして下山しました。山道がきついのは仕方なかったですが、ゴミが落ちていないので、用意した燃えるゴミと燃えないゴミ用の袋が空気しか入っていない状態が続きました。「何か落ちてないか」と宝物でも探すかのように登っていき、缶やびんが見つかると歓声があがるほどでした。私は、土に埋もれた大きいビニール袋をゲットして何とか体裁を保ちました。

 日本は空港から道路までゴミが落ちていなくてきれいだと、訪日外国人は驚き、国際大会などの後に客席やロッカールームをきれいにして帰る日本人の行動がニュースになり、日本人のマナーのよさが世界中に知られるようになりました。スボーツにおけるグラウンドやコートの整備、武道における道場の掃除、工場などの製造現場での職場環境改善のための活動である「整理」「整頓」「清潔」「清掃」「しつけ」の5Sなど、日本人のきれい好きは身の回りのあらゆるところに表れています。教育現場でよく使われる「時を守り 場を浄め 礼を正す」の「場を浄め」は、人々の生活の場をきれいに保つということから「人のために尽くす」という意味なのだそうです。生徒の皆さんには、毎日太田東高校をきれいにしてもらっており、感謝しています。自分たちの使う場所は自分たちできれいにするという精神のもと、小学校から日本では清掃活動を教育に取り入れていて、当たり前と思っていますが、児童・生徒が学校の清掃をすることに教育的意義をもたせている国は、世界では少数派です。自分たちできれいにすれば、汚そうとは思いませんよね。

 16日にはオープンスクールがあり、皆さんの将来の後輩候補が本校を訪れます。生徒が通る廊下や窓をできるだけきれいにして、気持ちよく見学できるように迎えてあげましょう。よろしくお願いします。