日誌

気持ちのいい挨拶

 小学校から高校まで、教育目標などに挨拶について掲げているところはたくさんあります。目標に掲げるということは、裏を返すとできていないということです。十分満足できる挨拶とはどんなものでしょうか。「本物の挨拶とは」というテーマで、前任校で講話をしたことがあります。要点は①自分から、②笑顔で、③大きな声で(大きすぎてもびっくりさせてしまいます。運動部にありがち)、④心をこめて(雰囲気で伝わるものです)、⑤相手の目を見て、⑥姿勢を正して です。普段の挨拶でこれらをすべて満たすのは無理があるとは思いますが、意識することは大切です。昔、コンビニのレジに非常にさわやかでいい挨拶をしてくれる青年がいました。また、ここで買おうと思ってしまったくらいです。損得でものを考えるのはよくありませんが、やはりコミュニケーションのはじめは挨拶であり、それが第一印象を決定づけてしまいます。第一印象をくつがえすのはなかなか困難です。朝はまだ元気が出ないのかもしれませんが、意識的に元気に挨拶し、それが普通にできるようになってほしいと思います。