日誌
中間考査初日「はじめの一歩」
本日から令和5年度最初の定期考査が始まりました。1年次生は、高校入学後初めての定期考査になりますが、十分準備をして臨めたでしょうか。2週間以上前から準備している人もいる一方で、一夜漬けになってしまった人もいるかもしれません。中学校までは、一夜漬けでもある程度いい成績がとれていても高校ではそうはいきません。手遅れになる前に計画的に学習する習慣をつけましょう。「習慣は第二の天性」です。発明王エジソンの最も有名な言葉に「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」がありますが、「あきらめずに努力を継続できる力」こそが、夢を叶えるために必要な力だと考えます。また、エジソンはこうも言っています。「人生の落後者の多くは、あきらめた時に自分がどれだけ成功に近づいていたかに気づかなかった人たちだ。」同じように、松下幸之助さんは、「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる。」と言っています。吉田松陰の名言に「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし、故に、夢なき者に成功なし。」がありますが、非常にわかりやすいですね。似たような論法の言葉に元英国首相のマーガレット・サッチャーの言葉があります。「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる。」
某企業の人事担当者が「筆記試験だけで合否を決めると、合格者が女性ばかりになってしまう」と嘆いているのを読んだことがあります。定期考査の話から、少し大げさな話題に発展してしまいましたが、男子は女子に比べてコツコツ頑張るというのができない人が多いようで、前述の人事担当者の話のようなことになりがちです。
勉強だけでなく、部活動においても正しい習慣をつけることが大事です。何事も小さな一歩の確実な積み重ねですよ。どこの進学校でも、初めての定期考査の結果に落胆し、心折れる人が少なからずいますが、その結果を真摯に受け止められるなら、大丈夫です。挽回できますから、頑張っていきましょう。