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授業参観日記

9月14日(木) 6限 古典 3-3、4

 共通テスト対策実力養成重要問題集を使用しての演習で、文中で省略されている主語を何に着目して入れるのかを考える活動を通して古文を読む力をつけることを目標にした授業を見せてもらいました。よかった点は以下のとおりです。

〇マスクをしていながらも、先生の声が大きく、よく通り、緩急がつけられていてテンポもよくわかりやすかったこと。

〇前時の内容をペアで確認していたが、生徒がよく話していたこと。

〇プロジェクタでレジュメを黒板に映していたが、背景を黒板と同じ色にして文字が白だったので目に優しく読みやすかったこと。

〇問題文を、一人ずつ少しずつ読ませながら、主語が誰なのかを丁寧に読解できるように

「なぜ」という問いかけを多くしていたこと。また、わかった人に挙手を促していたこと。

〇入試で必要な知識について、出てきたところでその都度解説していたこと。

〇レジュメを用いて、場面展開ごとに登場人物の言動について整理して、誰が誰にという関係について理解度を確認していたこと。

〇最後に「わからないことがあったら今のうちに質問してください」と呼び掛けていたこと。

9月7日(木) 5限 論理・表現Ⅱ 2-2

「私の好きなスポーツ選手」というテーマで英語のスピーチを全員が行い、相互評価することで、英語でのプレゼンテーション力とともにリスニング能力を高めることを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は以下のとおりです。

〇本時の目標とスピーチの基本的ルールについて説明し、1時間の見通しをもたせていたこと。

〇先生がMCを英語で行い、生徒がスピーチしやすい雰囲気を作っていたこと。

〇先生が、中盤で「won」の発音に関する助言をしていたこと。

〇生徒のスピーチは、55分で18人全員を終え、評価を入力する時間も含めてタイムマネジメントが素晴らしかったこと。

〇緊張しながらも「やってみよう!」という生徒の気持ちが伝わってきたこと。

〇発表者に対する敬意として、一人一人の発表前後にみんなで拍手をしていたこと。

〇全員がクラスメートのスピーチを真剣に聴き、クロームブックを活用してグーグル・フォームで評価をし、プロンプターの役割を果たして、みんなで授業を作り上げていたこと。

 

7月20日(木) 1限 論理国語 2-6

言い換えの言葉に着目させ、筆者の主張を読み取り、筆者が考えていることの理由を型を意識してまとめることを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は以下のとおりです。

〇スクリーンの貼り方がきれいで、プロジェクタの画面も歪んでいなく見やすかったこと。

〇話し方や表情が穏やかで、ユーモアも交えており、生徒が落ち着いて授業に取り組めていること。

〇プリントに「破線部で切り取れば、ノートに貼れるサイズになります」と表記されており、生徒のノート作成に配慮されていること。

〇スライドの教科書本文の文字が大きくて見やすかったこと、本文を説明している時に、その箇所に色をつけてわかりやすくしていたこと。スライドの流れが文字のアニメーションも含めてスムーズだったこと。

〇語句の意味について「何でしょうか」と問うと生徒が辞書で調べていること。

〇「教科書は書き込んで、なんぼだからね」と生徒に書くことを促していたこと。

〇筆者が考えていることの理由をまとめるための学習が、プリントに書き込みながら段階的に行えるようになっており、生徒が頭の中を整理しやすくなっていること。

7月18日(火) 5限 古典探究 2-6

ICTの活用とペアでの学習活動を通して、呼応の副詞の構造を理解し、現代語訳できるようになることを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇ペアでの活動をするにあたり、生徒がお互いに「お願いします」と明るく言い合っていたこと。

〇話すテンポとリズムがよく、聴いていて心地よいこと。

〇「どんぐりころころ」の替え歌で、文法事項を覚え、ペアで歌う活動。

〇どんな時も「わからないことはわからない」と言えることが大事と、生徒に促していたこと。

〇授業中に何度となく出てきたフレーズ「立派です」「優秀です」「よく覚えた」「速い」「えらい」「隣にちょっと聞いてごらん。どうぞ」が生徒を前向きにさせていたこと。

〇同じスライドを用いて、文法事項の説明をした後に消して、現代語訳の説明を書きこんでいたので、見やすくわかりやすかったこと。

〇アプリを活用して班毎にチームで競争させた文法クイズに生徒は楽しんで取り組んでいたこと。

〇「夏休み中の勉強に期待して、終わりにします」と生徒への期待の言葉を述べていたこと。

 

7月18日(火) 3限 保健体育 3-4

ストレッチと筋力トレーニングを通して、心身のセルフケアとコントロールの方法を身に付けることを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇生徒一人ひとりが、一生懸命に先生の指示にしがって体を動かしていたこと、また、よく指示を理解していたこと。

〇音楽を流して、生徒がリラックスして体を動かせるようにしていたこと。

〇先生が、模範を示しながら常に体の動かし方と意識の仕方について留意するところを解説し、必要に応じて個別指導していたこと。

〇生徒同士で、教師から指示されたとおり体が動かせているかをチェックさせていたこと。

〇体の柔軟性や筋力に個人差があることに配慮して、無理しないように声掛けしていたと。

〇1時間を通して、全員が同じ運動を行い、これからの健康保持増進について意識を高めることができたところ。

7月14日(金) 2限 化学 3-4

ICTを活用し、解説の効率化を図るとともに、演習問題を生徒が自力で解く努力をした後に他の生徒と教え学び合う活動時間を通して、芳香族化合物の構造、性質及び反応を理解することを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇先生の解説用スライドを各生徒のパソコンで見られるようにし、画面上で書き込みながら説明していたこと。

〇既習事項は、スライドで表示する前に、生徒に考えさせてプリントに記入させるようにしていたこと。

〇発問した後に、ペアで考えさせる活動が多かったこと。また、なるべく生徒同士で教え合い学び合って進めるようにしていたこと。

〇同じような問題をたくさん解くことで、理解を促していたこと。

〇自由席にし、生徒がよくわかっている者同士で活動できていたので、よく取り組めていたこと。

7月14日(金) 1限 古典B 3-3、4

ICTを活用して、訳されない主語を正確に捉え、場面展開の把握や和歌に詠まれた心情を理解できるようにすることを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇語り口が穏やかで、ゆっくりとしていて聞きやすい。

〇前時に生徒が作成したスライドを用いて行った振り返りが要点を押さえていてわかりやすく、本時の内容をイメージしやすくしていたこと。

〇導入として和泉式部がどんな女性だったかをペアで復習し、何人かに答えさせてイメージを明確にしていたこと。

〇本文の読み取りを推測させながら行わせ、内容をグループで検討して班ごとにJamboard上の付箋に書き込ませる活動を通して学び合っていたこと。

〇自分の思考と他者の思考の痕跡を残し可視化するために「記し、消さない」指導をしていたこ。

〇4つの和歌の内容について班内で対話的活動を行った後、班ごとにJamboard上の付箋に書き込ませ、他班の解答を参考にして自班の読み取りの修正を行わせようとしていたこと。

7月13日(木) 6限 生物基礎 1-3

復習や重要事項の確認、本時の内容理解にICTを活用し、DNAの遺伝情報をもとに、どのようにしてタンパク質が作られるのかを考え理解することを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇生徒に対する問いかけの言葉が、元気で生徒に届いていると感じること。

〇豆テストをグーグルフォームで行い、結果をすぐ集計して正解率の低い問題の解説を行っていること。

〇自作のフラッシュカード「細胞周期言えるかな」と動画を活用して、細胞周期を覚えられるように工夫していたこと。

〇スライドに注目させたいときは、常に「顔をあげて、こちらを見て」と促していたこと。

〇スライドを活用して、遺伝子発現に関する用語解説を効率的に行い、本時の課題である「塩基配列とアミノ酸はどう対応しているのか」について考え、ワークシートに記入する時間を確保していたこと。

〇タンパク質やアミノ酸について、生徒の知っているものを取り上げ関心を高めていたこと。

〇自分で考えたことを対話的活動を通して学び合い、全体で共有できていたこと。

7月13日(木) 5限 生物基礎 1-4

体細胞分裂を顕微鏡で観察し、結果をワークシートに記述する活動を通して、細胞周期に関する理解を促すとともに、次時で考察するデータを得ることを目標にした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇エアコンがない生物室での午後の授業であったが、生徒が協働しながら和気あいあいと課題に取り組んでいたこと。

〇観察の目的が達成できるように、実習助手の協力によりできるところまで準備を進めておいたこと。

〇前時の復習で「体細胞分裂」と「減数分裂」についてどういうものかを発問し、本時の内容の効果的な導入としていたこと。

〇スムーズに本時の作業と観察が進むように動画を作成して、どんな下準備がしてあり、自分たちは何をすればよいのかがわかるようにしていたこと。

〇うまくいかない生徒は、先生や友達に応援を頼み、できた生徒は生物室中を移動して教え合い学び合っていたこと。

〇課題が最後までできなかった生徒には、次時のためにスライド写真を見て記録するように配慮していたこと。

7月13日(木) 4限 物理基礎 1-4

ICTを活用して作用・反作用の法則に関する興味関心を高め、つりあう2力と作用・反作用の2力の違いを理解することを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇本時の目標に関係して笑いをとれる事例をあげて、生徒の興味関心を高めようとしていたこと。

〇わかりやすい話し方、速さであり、適度な間があって余裕があったこと。

〇本時の目標である作用・反作用の法則について、キーワードを空欄にして板書し、動画を見て何が入るかを考えさせていたこと。

〇無重力状態でお手つきするとどうなるか予想させ、動画を見て理由を考えさせていたこと。

〇ヘリコプターの動画を見て、作用・反作用がどこにあるのかを考えさせていたこと。

〇講義スライド「物体が受ける力の見つけ方」が、要点がよくまとめられていてわかりやすかったこと。

〇夏季休業中の課題の説明で「間違うことも大事だ」「なぜ、間違ったかを考えることが大事だ」と強調していたこと。

〇確認の豆テストをグーグルフォームで行い、すぐに採点して正解率が低い問題を解説していたこと。

〇夏季休業中に、自学できるようなサイトをいくつか紹介していたこと。

〇生徒が余った時間で学びみらいノートに振り返りを書いていたこと。