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授業参観日記

7月12日(水) 3限 生物探究 3-1

バイオームに関して身に付けた基本知識を活用して自力で問題を解くとともに、対話的活動を通して、根拠とともに解答を導こうとする授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇前時の復習テストを行い、ペアで答え合わせをし、知識の定着を図っていたこと。

〇問題演習をまずは自力で行わせ、その後は周りの生徒と相談し学び合いながら正解を目指すようにしていたこと。

〇講義資料のスライドが、写真や図を交えてわかりやすくまとめられていたこと。

〇講義後の問題演習においても、解説で問題文の余白に問題を解くためのキーワードや留意点を提示し、解き方を丁寧に説明していたこと。

〇バイオームに関する問題を多数用意して、問われる重要点を生徒が問題を繰り返し解きながら気付けるようにしていたこと。

〇植生で重要な木や草花をスライドで映し、「目に焼き付ける!」「ここで覚える!」と授業時間を大事にする姿勢を促していたこと。

7月12日(水) 2限 近現代日本史 3-1

日本の満州進出と産業革命について、スライドによるレジュメの空欄補充に生徒の対話的活動を取り入れ、解説を行うことで、歴史的背景や具体的経過と影響について理解を促す授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇プロジェクタでレジュメを映し、どこをやっているのかが一目でわかるようにしていたことと、解答を赤と黒で示し、重要度がわかるようにしていたこと。

〇スライド1枚の文字数が多くならないようにし、地図や写真を提示して見やすくしていたこと。地図を有効に活用して地理的な理解を深めていたこと。

〇話し方が、ゆっくり丁寧なので、説明に生徒の理解が追い付かないということがないと感じられたこと。説明が冗長にならず、時間を考えていたこと。

〇満州に鉄道を敷設することの重要性を強調して説明していたこと。

〇適宜、ポイントのまとめを行い、重要事項の流れを整理していたこと。

〇大学入試で問われるポイントについて、例をあげて覚え方を説明していたとこ。

7月12日(水) 1限 数学Ⅲ 3-4、5、6

直線y=xを回転軸とする回転体の体積を求められるようになることを目標にした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇声に張りがあり、テンポのよい話し方であること。

〇始業前に、問題文を板書していたこと。

〇本時の目標である斜軸回転体の体積を求める問題は、難しいが、ぜひ押さえておきたい問題であると強調し、生徒のやる気を促していたこと。

〇求める立体をイメージさせるために、数学のアプリを活用し、プロジェクタで角度を変えて提示していたこと。

〇体積を求めるためには何が必要かを生徒に考えさせていたこと。

〇例題について、段階的に丁寧に解いて説明した後、「1回解説を聞いただけては、できないと思うので、理解できるまで復習してほしい」と復習の大切さを言っていたこと。

〇板書を整理した後、4つの流れで解答に至っていることを振り返っていること。

〇解説途中で、幾度となく「大丈夫?」「OK?」と生徒に問いかけていたこと。

7月11日(火) 3限  音楽Ⅰ 1-5

ロックとジャズの曲を各1曲鑑賞し、①音色やリズムなどからくる印象の違いを確認し、②jamboadに二人1組で付箋に印象を書き込み、③全体でイメージを共有して課題曲のアレンジイメージをもたせ、④アレンジアプリのカトカトーンを用いて実際にアレンジを行わせる授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇導入で、体育の授業のようにストレッチや肩たたきを行い、発声練習の準備を整えていたこと。

〇歌集「しゃくなげ」の中からみんなが歌える歌を選んで、歌唱していたが、全員の声が非常によく出ていること。

〇前時の復習をペアで行い、主体的・対話的活動ができていてこと。

〇ロックとジャズのイメージの共有をjamboadを活用して行っていたこと。

〇カトカトーンを用いて実際にアレンジに生徒が取り組んでいる中で、机間巡視しながら適宜助言し、全体に対してもアプリの使い方について説明していたこと。

〇最後にアレンジ途中の各自の曲をペアて鑑賞し、自分の曲を友達の曲と比較して客観的に捉え、友達の曲のよさも感じ取れるようにし、次時の活動での曲の改善につなげられるようにしていたこと。

7月10日(月) 4限  現代の国語 1-1

 要点に線を引きながら、読むことでキーワードや要旨をつかむ活動を行い、テーマに関する具体例を考えさせることで、筆者の主張への理解を深めることを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇先生が楽しそうに発問、説明していること。答えやすい導入の発問で和やかで発言しやすい雰囲気を作っていること。

〇生徒たちが、友達の解答に大きな拍手をして称賛していること。

〇プロジェクタで本文プリントと同じものを映し、生徒にどこをやっているかがわかりやすくしていること。

〇学習活動の時間を分単位で区切ってやらせ、机間支援しながら出来具合を確認し、必要に応じて時間を延長していること。

〇本文のどこに線を引いたかをペアで確認し合い、その後互いに御礼を言い合っていること。

〇本時の課題に至るまで、段階的に内容理解を深めるようにプリントの作問がされていること。

〇「動物園にできること」に関して、筆者の主張を踏まえた具体例を書く本時の課題の解答をペアで発表し合う活動のあと、書けていない生徒に再チャレンジの時間を与えていたこと。

〇まとめで、具体例を考えられるということは、理解が深まっているということだよと説明していたこと。