ブログ

6月 16 日(金) 1限 1-12 数学ⅠA

二次関数で、係数や定義域に文字を含む場合の最大・最小をグラフを用いて考えることを目標とした授業を見せてもらいました。よかった点は、以下のとおりです。

〇声が大きく、生徒に対する声掛けもリズム・テンポよく愛情をもって煽る感じがあってよいこと。

 「平方完成ができないと厳しいよ」「書かないとできるようにならないよ」

「わからないものわからないままにするのは気持ち悪いよ」

「1年生の目標は計算力アップだよ」「黒板を写すのが勉強じゃないよ」

「グラフの頂点を出すところまでは求められないと泣くよ」など

〇導入で、最大値・最小値の定義の確認がわかりやすくできていたこと。

〇定数項に文字を含む場合の最大値を求める問題で、「決して易しい問題ではないから、できた人は自信をもってくれればよい」と、できない子が自信をなくなさいよう配慮していたこと。

〇問題解答中に「できた人は、周りのわからなくて困っている人を助けてあげて」と繰り返しお願いしていたこと。

〇「大丈夫かな。置いていかれている子はいないかな」と声掛けしていたこと。

〇定義域に文字を含む問題で、動画をプロジェクタで映し、色がついた区域が定義域の範囲で動く様子を見せ、最大・最小を見つけるのをわかりやすくしていたこと。動画を見て復習することを促していたこと。

〇問題を解答するにあたり、具体的に書けるところから書くことを強調していたこと。