ブログ

6月 12 日(月) 3限 2-1 化学基礎

化学反応と量的関係についての授業を見せてもらいました。反応の量的関係に生徒自らが気付く場面を作れなかったという昨年の課題から、生徒が活動し学び合う場面を設定していました。良かった点は、以下のとおりです。

〇前時の復習をスライドで問う形式で右上にタイマーを表示し、1問あたり5~10秒でテンポよく応えさせ、復習できていたこと。

〇前時にやりきれなかった演習をする際に「全然わからない人は、今がチャンスだから優しい友達に聞いて」と学び合いを促していたこと。

〇クロームブックでスプレッドシートを活用し、データおよび、gをmolに直す式を自分で入力するよう促し、グラフ作成をする活動を通して、実験からでなくテータから化学反応の量的関係について考えられるようにしていたこと。

〇グラフから気付いたことを各自が入力し、クラス全体で共有できるようにし、学び合えるようにしていたこと。

〇問でグラフをパソコン上で表示するのではなく、共通テストで必要な力なので自分で紙に書くよう促し、データ全体の数値を見て、1目盛りの数値をどう決めるかを考えるように注意していたこと。

〇グラフの点を折れ線にするのではなく、近似線を引くように注意していたこと。

〇大事なことは、少しゆっくり説明し、まとめでは本時に理解してほしいことを振り返り、しっかり確認していたこと。