日誌

2022年9月の記事一覧

クリーニングとアイロンがけ

 なるべく「今日は何の日」は使いたくないのですが、最近はつい頼りがちです。今日は「929」の語呂合わせで「クリーニングの日」だそうです。私は、大学から社会人にかけて1人暮らしをしていたので、アイロンがけも自分でやっていました。社会人になってからは、週に5枚はワイシャツのアイロンがけをするわけですが、ある日ふと思いました。ワイシャツ1枚のクリーニング代が120円なので5枚で600円です。5枚洗濯してアイロンがけする時間と手間を考えると、クリーニングに出したほうがきれいになるし、いいんじゃないかと。そして、クリーニングに出す味を覚えました。今は、アイロンがけは私の仕事なので、クリーニングに出さずにアイロンがけしています。ただ、スーツは流石にクリーニングに出していますが、ワイシャツと違ってクリーニング代が高いので「出さなくても別に大丈夫じゃないかな」と思ったりしますが、「1年に1回だから出すか」とあきらめて出しています。クリーニングのプロの人の技をテレビで見たことがありますが、お気に入りの服にシミがついたときに、とってもらえたら本当にうれしいと思います。どこの世界にもプロはいますが、日本人の職人魂と研究熱心さはすごいと思います。皆さんは、どんな道でプロを目指しますか。天職に巡り会えるように頑張ってください。

パソコンの思い出

 今日9月28日は、NECが1979年に初めてパソコンを発売したのでパソコン記念日だそうです。私もパソコンとは長いつきあいになりますが、初めて買ったパソコンは、NECのB5ノートブックでした。28歳の時で、当時30万円くらいしたのを覚えています。(なんと内蔵ハードディスクは540MBしかありませんでした。それでも当時は最も多いほうでした) 今はパソコンが高機能で安くなって、隔世の感があります。学校での生徒1人1台パソコンも実現し、1980年代のマンガに定期試験をパソコンで受けているシーンがありましたが、近い将来現実になりそうですね、私が自宅で使っているSONYのノートパソコンは、もう13年使っています。デザインが気に入っているのでWindows7のサポートも切られていますが、使い続けています。これまでに使っていたノートパソコンは全部で6台ですが、平均使用年数は3年くらいですので、今のパソコンの使用年数がいかに長いかがわかります。学校では、9月に校長室のパソコンがデスクトップからノートになり、ワープロソフトの一太郎が使えなくなって、仕事に大変支障をきたしています。ただ、これからウェアラブル端末が進化して、キーボードは消滅し、しゃべればすべて済む時代がくるのも遠くないかもしれません。私が退職する前には、無理でしょうが・・・。皆さんが、社会人になるころにはどんなパソコン環境になっているでしょうか。世界中の人と端末を介して普通に話せる日も、近いかもしれません。

「耳」+「目」「心」=「?」

 以前に「吐く」が「叶う」になることについて、こじつけだとわかっていてもわかりやすくて好きだと書きました。今日は、それと同じくらいわかりやすい漢字について書きます。皆さんは、音に関する「きく」という漢字をいくつ書けますか。「聞く」「聴く」「訊く」がありますが、普通に使うのは「聞く」ですね、人の話を真摯な姿勢で聞くことを「傾聴」といいます。カウンセラーの聞く姿勢が「傾聴」です。「聴」は、「耳」に「目」と「心」をプラスしてできています。「+」を「プラス」でなく「十分な」ととってもいいかもしれません。相手をよく見て、心を込めて聞くのが「聴く」です。教師に求められるのも、「聴く」です。生徒や保護者の話を、いかに相手が「よく聴いてもらえた」と思えるまで聞けるか。途中で口を挟まないで聞けるか。相手の話をよく聞いてこそ、それを材料として説得力のある話ができます。「話し上手は、聞き上手」という言葉がありますが、私が真っ先に思い浮かぶのは、明石家さんまさんです。彼は、しゃべりがすごい印象が強いですが、ゲストの話をよく聞き、それらを繋げられる頭の良さがあるから、たくさんの人の話をうまくまとめられるトークができるのだと思います。昨今の学校教育では、学び合う対話的活動が重視されていますが、話をよく聞いてくれる人には好感がもてますよね。皆さんも、自分の意見をよく聴いてもらえるように、相手の話をよく聴けるようになってください。

firework? flowerじゃなくて?

 雨が心配されていましたが、24日(土)の18時30分から大泉の花火大会が実施されました。刀水橋の東側が打ち上げ場所だったので、利根川を挟んで自宅からよく見えました。コロナで自粛になってから、今年は花火大会もやっと復活してきましたが、やっぱり実際の花火はいいですね。腹に響く「ドン!」という音が心地良いです。中心から円形に広がるのではないグラデーションの花火は初めて見ました。この2年で花火も進化していますね。全国で花火大会が中止になって花火師の方々もさぞかし残念だったと思います。花火師は一人前になるまで10年以上かかるそうで、以前にテレビで仕事の様子を紹介していたのを見ましたが、本当に職人芸で日本人の感性が生きる仕事だなと思いました。VRが進化していますが、まだまだ本物にはかないません。風、匂い、音、気温など花火の光だけでない要素まで再現できるまでは、まだまだ時間がかかるでしょう。

 花火大会が終わると、暗くなった夜空を見上げ「祭りの後の寂しさ」を感じます。お金と時間と労力をかけて作った作品が、一瞬で輝いて消え去っていく。演奏されて消え去っていく音楽に似ていると思います。花火は、作ってくれた花火師さんに感謝し、しみじみと余韻をかみしめて見たいものです。ちなみに花火は英語で「firework」(火の作品)だそうですが、火の職人さんが作った作品ということですね。花火大会で打ち上げられる花火もいいですが、コンビニ等で買えて、みんなで庭で楽しめる花火もいいものですね、みなさんは、今年は花火をしましたか。夏の終わりに線香花火もいいものですよ。

どこまで進む世界終末時計

 昨日は、国際平和デーについて書きました。今日は、世界終末時計について書きたいと思います。見たり、聞いたりしたことがある人もいると思います。核戦争などによる人類の滅亡(終末)を『午前0時』になぞらえ、その終末までの残り時間を「0時まであと何分(秒)」という形で象徴的に示している時計です。実際に動く時計ではなく、一般的に時計の45分から正時までの部分を切り出した絵で表されています。米国の雑誌『原子力科学者会報』(Bulletin of the Atomic Scientists) の表紙絵として使われており、「運命の日」の時計あるいは単に終末時計とも言われています。創設された1947年には7分前で、その後1991年にソ連が崩壊した時に17分前になったのが最長で、2020年から100秒前になっており過去最短です。世界史を勉強して、第二次大戦後の世界で、どんなことが起こってきたかを知り、現在の状況がどうなのかを考えてください。特に日本周辺について。

紛争をなくすには・・・

 今日9月21日は、国際平和デー,世界の停戦と非暴力の日(International Day of Peace)だそうです。ウクライナとロシアは、戦争を停止したのでしょうか。
コスタリカの発案により1981年の国連総会によって制定され、当初は国連総会の通常会期の開催日である9月第3火曜日でしたが、2002年からは9月21日に固定されたそうです。2002年から、この日は「世界の停戦と非暴力の日」として実施され、この日一日は敵対行為を停止するよう全ての国、全ての人々に呼び掛けているそうです。

 私の漫画蔵書の中に「THE STAR」というものがあります。これは、演劇の素人が、世界的な俳優に成長する物語です。この最終回で、主人公が演技で世界中の紛争を停める話があります。漫画ではありますが、地球上のすべての場所から人類史上、初めて争いが消えたのです。残念ながら「平和のためには、とりあえず戦争が必要だ」という言葉もあります。日本では、江戸時代が泰平の世が長く続いた時代として記憶されていますが、そのために多くの血が流されました。そして、幕末にも多くの血が流されました。歴史や公民の授業を通して、平和を維持するためには、何が必要なのかを考えてください。

台風と運

 台風14号が、日本列島に爪痕を残して行きました。各地の被害状況をTVで見ながら、台風の進路予想から群馬県は今回も影響はあまり受けないだろうなと思っていましたが、やはりそのとおりになりました。今朝も生徒の登校時間は雨が止んでいて、1時間目が始まるくらいにザーザーと降ってきました。全く運がいいです。         TVでは、新築したばかりの家が浸水してしまい、「泣きたい」と言っている人が映っていました。沖縄や九州の人は、台風シーズンは何度も被害を受けて、気が休まらないのではないかと思います。災害が少ないところに住んでいると、被害のニュースを見るたびに何か申し訳ない気持ちになります。以前に天気のことについて、農家の方は明るくあきらめているということを書きました。自然の猛威の前には、人間なんて本当にちっぽけな存在で、あきらめるしかないのかと思います。ただ、ちっぽけなんだけど人間は強いなと思います。時間がかかってもあきらめずに復興して、手強い自然となんとかやってきているわけですから。これから科学が進んで、気候をコントロールする方法が見つかればいいんですけどね。台風を爆弾で消すなんて物騒な方法はなしで。これから修学旅行シーズンになりますが、コロナ禍でも今年は実施に向けて動いているところがほとんどだと思いますので、台風に邪魔されないように祈っています。

See you again next year!

 本日、無事オープンスクールが終わりました。先生方、生徒のみなさん、ありがとうございました。心配していた午後の天気も崩れることなく、部活動見学をしてもらえました。受付の40分前に正門を入ったところに女子生徒がいて、そこにいたら暑いよと思って見ていたら、日陰に歩いて行ったので安心しました。校内にあふれている中学3年生が、とても初々しく感じました。中学校の先輩と目があったのか、お互いに笑顔になっている様子も見られました。校内を巡回している中で、「こんにちは」と挨拶してくれる生徒も多くいました。授業中なので、控えめに答えました。教室の廊下側に張り出されていた大学ランキングを熱心に見ている生徒も見られました。もう志望大学が決まっているなら、本校の求める生徒像に合致しますね。高い目標に向かって努力が継続できる生徒を求めています。部活動も熱心に見ていましたが、どのような感想をもったでしょうか。学校説明会の動画や実演も好評でしたが、やはり実際に見てもらうと、熱気と迫力が伝わるのではないかと思います。ぜひ、合格して入学した暁には、部活で頑張って太東を盛り上げるために貢献してもらいたいと思います。今日、オープンスクールに参加してくれた皆さんが一人でも多く本校を志願してくれることを願っています。本日、本校に入学したいという思いを強くしてくれたなら、これからの受験勉強を諦めずに頑張ってください。応援しています。

ウェルカム トゥー 太東!

 さて、明日はオープンスクールです。各中学校から皆さんの後輩である中学3年生が、午前と午後に分散して来校します。皆さんの授業を受けている姿と、部活動の様子を見学します。太東を来年ぜひ受験したいと思わせられるようなかっこよく凜々しい姿を見せてください。校舎内の清掃も、今日は少し気合いを入れてやってもらえたと思います。ただ、残念ながら、明日の部活動の時間の天気が微妙です。なんとか6時まで雨が降らないように祈っています。皆さんの活気ある部活動の様子を、見て帰ってもらいたいですね。それでは、明日は太東のいいところをたくさん見て帰ってもらいましょう。今後の太東が、ますます元気になるように協力をよろしくお願いします。

球技大会無事終了に感謝!

 球技大会2日目が、終了しました。円滑な進行に協力してくれた関係部活の生徒のみなさん、企画運営に頑張ってくれた生徒会のみなさん、そして御指導いただいた先生方、ありがとうございました。登校時のマナーアップ運動中にも小雨がやまない状況には「あれっ?」と、心配になりましたが、昨日よりも大分気温が下がって、熱中症の危険度が下がってよかったです。昨日並に暑かったら、綱引きも大変だったでしょう。体育的行事の時は、いつも怪我人が出ないことを祈っていますが、700人以上の生徒がいて、熱くなって試合をしていますので、今までに勤務した学校で「怪我人ゼロ」は記憶にありません。つい、アドレナリンが出過ぎて、プレーも頑張りすぎることもあるでしょう。昔は、体育祭でも過激な競技が多かったため、怪我人も多かったと記憶しています。危ないということで、小中学校でも人間ピラミッドやタワーといったものは消えつつありますが、安全に十分配慮した上で、あえて困難なものに挑戦させるということも時には必要かなと個人的には思います。ただ、明らかに10段ピラミッドは、危険だと思いますが・・・。話がそれました。

 学校行事や学年次行事、クラス行事などは、勉強以外で、様々な力を伸ばす大事な教育活動です。学校は教科の勉強だけをする場ではなく、コミュニケーション能力や協働というものを学ぶ場でもあります。もちろん、対話的な活動が普通になって、教科学習でもそれらを同様に学ぶようになってきました。学校行事での感動が大きいほど、受験への切り替えもうまくいくということを、以前にブログで書きました。3年生のみなさん、思い出に残る球技大会になりましたか?受験勉強にも同じようにエネルギーを注いで頑張ってください。