日誌

2022年11月の記事一覧

言いにくい日?

 今日11月29日は、いい肉の日ですね。なんてわかりやすいんでしょう。肉を食べてもらうために、飲食業界も色々とサービスを凝らしているようですね。皆さんは、今日どんな肉料理を食べるのでしょぅか。先日、水問題が世界で深刻になっているということを書きましたが、それと密接に関係して小麦やとうもろこしなど飼料問題があります。鶏・豚・牛などを育てるためには、飼料と水が必要です。飼料を作るためには、肥料と水が必要です。1キロの肉や飼料を作るのにどれくらい水が必要かは、以前にブログで書きました。ロシアのウクライナ侵攻によって、コロナや温暖化による被害に追い打ちをかけるようにロシアとウクライナ関連の輸出品の停滞で世界の経済は大打撃を受けています。光熱費や食費が上がっていることは、知っていると思いますが、本当に深刻な状況になるのはこれからだと言われています。日本は、先進国の中でも特に食糧自給率が低いと言われ、日本の食糧に関する安全保障問題は、現代社会や政治経済などで学びましたよね。
 戦後直後(1946)の日本の食料自給率は88%でしたが、高度経済成長期の1965年度に73%の水準を記録して以降、緩やかに下がり始め、2000年度以降は40%前後でほぼ横ばいに推移しています。海外では、カナダ264%、オーストラリア224%、アメリカ130%、フランス127%(2013年度、農水省試算)などとなっており、日本との差は歴然としています。ただ、これらの数字は「カロリーベース」によるもので、主要先進国をはじめとする国際標準の算出方法は、「生産額ベース」です。これに基づけば、日本の食料自給率は66%(2018)です。先述した各国の自給率は生産額ベースでは、カナダは121%、オーストラリア128%、アメリカ92%、フランス83%。、イタリア80%、ドイツとスイスが70%。イギリス58%です(いずれも農水省試算、2009年)。日本の数字は低いですが、カロリーベースに比べたら、かなりましですね。

 昔、「統計でウソをつく法」という本を読んだことがありましたが、数字のトリックは資料の読み取りという形で入試問題でも出ます。わかりやすい例をあげると、ある小学校で好きな料理のアンケートをとったところ寿司とハンバーグが50%で同率でした。「えっ?カレーライスは?」という問題ではありません。この小学校の児童は2人しかいなかったのです。数字やグラフなどで、人々を欺こうとすることは、国家・民間を問わず行われてきました。皆さんも騙されないように気をつけましょう。いい肉の日から、話が勉強みたいな内容になってしまいましたが、肉が食べられることに感謝し、世界の課題について関心をもってくれればと思います。

勝負の難しさ

 Wカップのコスタリカ戦は、まさかの敗北になりました。Wカップに出場しているチームは、どこも油断できないと言ってしまえばそれまでですが、「せっかくドイツに勝ったのに…」と正直落胆した人も多かったと思います。コスタリカが、守りを固めて前半が0-0で終了した時、私は嫌な感じがしていましたが、シュート数と勝敗が大きく食い違う試合となりました。私は「鎌倉殿の13人」をテレビで見ながら、ネットでコスタリカ戦を見ていましたが、1点入れられてから試合終了のホイッスルが鳴るまで複雑な気持ちで見ていました。スペインに0-7で負けたチームの背水の陣の気持ちに対して、ドイツに勝って「勝って兜の緒を締めよ」という気持ちで臨んでいたはずですが、どこかに「絶対勝つ!」ではなく「引き分けでもいいか」という気持ちが潜んでいたのかもしれません。

1次リーグE組は、混戦となり面白くなったとも言えますが、最終的には日本に突破してほしいと思います。ぜひ、次の試合はまた大番狂わせを見せてほしいですね。

 私の友達にC判定の第一志望校に合格して、A判定の第三志望校に落ちてしまった人がいますが、私大と国公立の二次の問題は、それぞれ特色がありますので対策を立てて勉強しなければなりません。自分との相性もあれば、その年の傾向もあります。特に難関校になればなるほど、ちょっとしたミスが明暗を分けます。3年生の皆さん、合格目指して最後まで焦らず、油断せず自分にできることをやりきってください。

Wカップから仕事考

 今、サッカーワールドカップが、とんでもなく盛り上がっていますが、コスタリカ戦の視聴率(ネットで見る人が多いですかね?)は、日曜日なのですごいかもしれませんね。皆さんは、期末テストの勉強で、それどころじゃないかもしれませんが。今回、試合での勝利とは別に話題になっているのが、日本の選手とサポーターのマナーの良さです。以前から外国のマスコミに取り上げられていましたが、ロッカールームのきれいさと、スタジアムのゴミ拾いをしている姿が報道され、話題になっています。日本人としては、外国人ほど驚かないと思いますが、それは、児童・生徒が学校の清掃をするお国柄だからでしょう。それは、自治体の清掃活動に繋がっています。
 ただ、そうした慈善行為が、清掃員の仕事を奪っているという声もあります。これについては、ボランティアで行ったことが、誰かの仕事を奪うことになるのでやらないほうが良いということになりますが、ダメなら予め言ってもらえば済むことではないでしょうか。しかし、インドのチャイのカップの話では、飲んだ後の陶器のカップは叩きつけて壊すのがマナーだそうで、日本人ならお店に返しますよね。ところが、そうすると激怒されるそうです。大事にしていると陶器職人の仕事がなくなるからだそうで、日本の常識は、世界の常識ではないのですね。郷に入っては郷に従えと言いますが、外国旅行するときは現地の習慣とか考え方とか、よく調べたほうがいいですね。皆さんは、どう思いましたか。よかれと思ってやったことで、迷惑がられたり、怒られたりしたら割に合わないですね。

 ちなみに、世界史で勉強したと思いますが、19世紀初期に産業革命にともなう機械使用の普及により、失業のおそれを感じた手工業者・労働者が起こしたラッダイト運動と呼ばれる機械破壊運動が起こりました。仕事というものは、文明の進歩とともに淘汰されるものがあれば、新しいものが生まれます。極端なことを言えば、虫歯や歯槽膿漏を完全に予防する薬が開発されれば、歯医者さんは、ほぼ失業してしまいますね(矯正歯科は大丈夫)。職業は、現在3万以上あると言われますが、何かしら人の役にたって、報酬がもらえるなら、それは仕事といってよいと思うので、無くなる仕事がある一方で、今後も様々な仕事が生まれてくることでしょう。何十年後、世界にはどんな仕事があって、皆さんはどんな仕事をしているのでしょうか。

 

ガンバレニッポン!頑張れ受験生!

 日本が勝ちましたね。私は、サッカーのワールドカップ1次リーグE組で、日本がドイツに2ー1で勝つという希望的予想をしていましたが、朝のテレビ番組で、ドイツ人関係者へのインタビューでは、全員がドイツの勝利を予想していました。それだけに、日本の逆転勝ちは痛快でした。ジャイアントキリング(大番狂わせ)と言われていますが、本当にそうかな?と思います。前半PKの1点だけで抑えたから逆転ができたのではないでしょうか。アルゼンチンにサウジアラビアが勝ったのも大きなニュースになりましたが、日本には判官贔屓(ほうがんびいき)という言葉があるとおり、弱い方を応援したくなる気持ちがわかりますね。スラムダンクという漫画で、インターハイで湘北高校が山王工業高校を追い詰めていったときに、湘北への応援が増えて、観客が「ここまで来たら歴史が変わる瞬間を見たいですよ」と言っていたのが思い出されます。 

「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる。」と松下幸之助さんは、言っています。エジソンも「諦めたらイカン!」という意味の同様の言葉を言っていますが、スラムダンクで湘北の顧問の安西先生が三井に言った「あきらめたら、そこで試合終了だよ」という言葉も有名ですね。

3年生の皆さん、受験勉強もこれからが正念場です。最後まで諦めずに頑張ってください。

マラソン大会無事終了に感謝

 小春日和の好天の下、マラソン大会が無事終了しました。暑いくらいになりましたが、明日の雨を予想させる飛行機雲が、青い空にきれいに2本描かれていました。大きな事故や怪我等もなく、全員が完走することができました。走路で、安全に配慮していただいた係の先生方、本日走ることができずに、補助作業を手伝ってくれた生徒の皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。ゴールした生徒に笑顔が多くみられたのが、大変うれしく、印象的でした。走り終えて、閉会式の時には、「終わった~」という達成感のある表情が多く、和やかな雰囲気が感じられました。入賞した生徒の皆さん、おめでとうございます。クラス対抗では、6位内に1年生が4クラス入り、1年生頑張ったなあと思いました。3年生は、最初で最後のマラソン大会でしたが、どんな感想をもったでしょうか。今年度の体育的行事は、これで全て終わりました。気が付けば、もう期末考査1週間前です。マラソン大会同様、頑張ってくれることを期待します。

苦中楽あり

 先日、日本教育新聞の書評欄に「受験勉強で君は史上最高の自分になる」(宝島社)という本を見つけました。受験勉強というと、「暗い」「辛い」「忍耐」などのネガティブなイメージが強いのかもしれませんが、皆さんはこの本のポジティブなタイトルを見て「読んでみたい!」という気分になりませんでしたか。書評で概要は読みましたが、面白そうだったので実際に書店で中身を確かめてから買って読もうと思います。皆さんは、勉強だけに限らず何かに打ち込んでいて、自分が覚醒していく感じにとらわれたことは、ありませんか。勉強でも運動でも音楽や美術でも、自分が一皮むけたと感じたことが。それは、ランナーズハイと同じで一生懸命に打ち込んだ人にしか味わえないものなのかもしれません。適当に取り組んでいる人には、一生訪れない感覚なのでしょう。何か新しいことを身に付けようと努力するとき、どこまで頑張れるか。この頑張れる力というのが、社会に出て求められます。

 明日はマラソン大会ですね。これまで、皆さんは体育の時間にマラソン大会の練習をしてきましたね。苦しくて嫌だと思っていた人も多いかもしれません。ただ、マラソンは人生に例えられたりするように、自分のペースで自分の意志で負荷を決めて、走るものです。楽は、苦があって初めてわかるものだと思います。これからの人生で肉体的精神的に辛いことが全くないなんてことはありません。マラソンという学校行事から、皆さんは何を学ぶのか、どんな力をつけることを期待されているのか、考えてみてください。今回、諸事情で走ることができない人も少なくないと思います。越塚さんの講演会の中でお話をいただいた佐藤さんのように走りたくても走れない人も、世の中にはたくさんいます。走れることは、当たり前のことではないことに気づき、マラソン大会では走れる人も走れない人も自分にできることをしっかりやってください。 

クールイースト

 11月18日は、ミッキーマウスとミニーマウスの誕生日です。正確には、『蒸気船ウィリー』でスクリーンデビューした日ですが、東京ディズニーリゾートの公式サイトでも二人の誕生日と紹介されています。私はTDLとTDSには、ほぼ子連れで合計30回以上行ったと思いますが、とにかく疲れるの一語に尽きますね。

 さて、TDLとTDSには、たくさんのキャラクターがいますが、調べたら、好きなキャラクターを高校生女子に尋ねるアンケートでは、スヌーピー、ハローキテ ィ、ミッキーマウスの順で、大人の女性では、スヌーピー、くまのプーさん、ミッフィーでした。それほど、調査母集団が多いわけではないので正確さに欠けるかもしれませんが、意外だったのは、どのアンケートでも、ミニーマウスが10位内に入っていなかったことですね。日本のハローキティを始めとするサンリオのキャラクターは、外国でも人気ですが、とにかくこの手のキャラクターの多さでは、日本は世界一でしょうね。ゆるキャラが全国の自治体にいる国なんてないです。私は、ぐんまちゃんとふっかちゃんが好きなので、ラインスタンプも持っています。太田の「おおたん」もかわいいですが、ラインスタンプに「お疲れ様」「帰ります」がないのが残念です。「かわいい」ものがもてはやされる文化の日本ですが、「かわいい」という言葉は、海外で通じるようになっています。日本には、「ドラえもん」「ピカチュウ」「マリオ」「アンパンマン」「トトロ」など世界的キャラクターがたくさんいます。日本人の感性が、キャラクターによく表れています。

「クールジャパン」という言葉がありましたが、日本人が作り出した数多のキャラクターは、間違いなく日本が誇るべき魅力の一つですね。本校でも40周年記念で何かキャラ作りますか?

クレインサンダーズ

 本日は、前橋で開催された県高等学校PTA指導者研究集会に出かけてきました。記念講演で、群馬クレインサンダーズ社長の阿久澤毅氏から「群馬クレインサンダーズとの出会い」という演題でお話を聴きました。阿久澤氏は、高校野球で選手、監督として活躍された方で、前半は、御自分の半生について、後半は、クレインサンダーズとBリーグの広報的内容でしたが、色々な活動をしているということがわかりました。最後に迫力ある試合が大きなスクリーンで見られてよかったです。私は昔バスケットボールをしていて、二人の子どものミニバスにも6年間つきあいました。好きなのでTV観戦もするし、実際に見に行ったこともあります。JリーグやVリーグと同様、Bリーグも地域密着型のスポーツとして、発展してくれればと願います。鶴と雷という群馬をよく表すものからつけた「クレインサンダーズ」は、クレインとサンダーの対比が印象深く、優雅さと力強さが同居したいい名前だと思いますが、かかあと雷だったらどうなっていたでしょうね。奥さんを「山の神」とも言いますから、「マウンテンゴッドサンダーズ」ですかね。敵をひれ伏せられるような、すごく強くてかっこいい名前だと思いませんか?

マナーと避難能力アップ

 今日は、登校時にマナーアップ運動が、6限終了後に地震によって火災が発生したという想定で避難訓練が実施されました。マナーアップ運動は、先日に全県下で実施されましたが、本校は創立40周年記念式典があった関係で、今日になりました。冷たい風が吹く中で生徒たちと挨拶を交わしながら交通ルールが守られているか観察しました。御協力いただきました保護者の皆様、寒い中早朝からありがとうございました。

 避難訓練は、緊急放送の不具合が判明し、違った意味で訓練を実施した甲斐がありました。現在、コロナ感染予防のために全員がマスクをしているので、ハンカチで口を押える必要がないのは、怪我の功名といったところでしょうか。ただ、訓練はあくまで訓練ですので、実際に地震や火災に巻き込まれたときに、どれだけ冷静に周囲の状況を把握し、迅速に動けるかが、生死をわけます。先日、韓国で起こった圧死事件の件でも書きましたが、危機を察知するアンテナを高くし、いち早く避難できるようにしましょう。

清きいのち これからも

 本日、無事本校の創立40周年記念式典を開催できました。本日まで長期間に渡り準備に御尽力いただきました、先生方、青藍同窓会の皆様、PTA本部役員の皆様には、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。生徒の皆さんも、式典と講演会に立派な態度で臨めました。ありがとうございました。皆さんの先輩の越塚さんのお話は、どうでしたか?80分間、気をそらす暇など与えない、プロの話術と皆さんのために時間をかけて用意していただいた内容が素晴らしかったですね。心に刺さる言葉がたくさんありましたか?来年の新入生にもオリエンテーションで聞かせたいと思いました。越塚さんと電話で話していただいた重度の障害をもちながら起業した佐藤さんのお話は、どうでしたか?難しいかもしれませんが、ぜひ、嫉妬心を捨てて自分を好きになる努力をしてみてください。ポジティブで自分に自信をもっている人が多い欧米人から見ると、「努力しなければ自分を好きになれないの?」と不思議に思われるのでしょうが、自己肯定感が低いのが日本人の特徴ですので開き直っていきましょう。

関連して仕事についての話を二つ紹介します。

 結局、成功するためには何が必要かと考えてみると、自分が夢中になれることを仕事にするか、与えられた仕事に夢中になるか、しかない。大半の人は人間の能力を頭の善し悪しだと考えてしまいがちですが、そんなことは全然関係がない。私が思うに能力とは、目標を達成するために「情熱を持続させる力」なんです。林野宏(クレディセゾン社長)

 好きな仕事に就くのは難しい。だが、本当に難しいのは、誰にも注目されなくても、好きな仕事をこつこつとやり続けていくことではないだろうか。そして、世の中とは実はそんな人々の努力と汗で成り立っていると言っても過言ではないと思う。最近の教育改革では、グローバル人材の育成が急務となり、優れた才能や能力のある人間を伸ばす教育、社会的リーダーを育成する教育が求められている。それはそれで間違いではない。けれども誰しもがリーダーになれるわけではないし、そして、それでも人間は生きていかなければならない。グローバル化の行き着く先は、おそらく弱肉強食の世界だろう。だが、社会の片隅でまっすぐに生きる人々のほんのわずかな誇りと矜持が大事にされる社会であってほしい。そんな子どもたちが育ってほしい。「どこかでだれかが見ていてくれる」福本清三(斬られ役)

今日の講演会を聴いて、生徒の皆さんは、どんなことを感じ、考えましたか?

下の写真は、本日寄贈された4期生の石原様の益子焼の作品です。事務室前の職員玄関に飾られていますので、ぜひ見にきてください。「片口から一人ひとりの器に注がれる青藍のパワーで夢を実現させ、美しく輝く人になって欲しいという願いを込めました。」とのメッセージがあります。

40周年記念式典前夜

 いよいよ、明日は本校の創立40周年記念式典が開催されます。いち早く、生徒の皆さんには、記念品のクリアファイルとスマホスタンドが配付されたと思いますが、喜んでもらえたでしょうか。クリアファイルの表面は、ポップで明るい感じにして生徒の皆さんに普段使ってもらえればと考えて私がデザインさせてもらいました。本校の顔である生徒用昇降口は、明るく色をきれいにしました。本校の女子は長い髪をポニーテールにしている人が多いので一人はポニーテールにし、もう一人はショートカットにしました。男子は、一人は眼鏡の生徒にしました。男子より女子の方が大きいのは、群馬の「かかあ天下」を暗示しているわけでは、ありません。明日は、「誠・明・健」の校訓が入ったお餅3個が、配られますので、楽しみにしていてください。天気も、当初雨が心配されていましたが、どうやら大丈夫そうです。明日は、太田市民会館に直接集合ですので、事故に合わないよう気を付けて来てください。ちなみに、下のクリアファイルの原画は、最終案の前のものです。青藍同窓生の中にデザイナーをされている方がいらっしゃって、スマホスタンドのロゴと揃えて空の部分のロゴを変更していただきました。

電池から水へ

 今日11月11日は、何の日でしょうか?調べたら70以上ありました。1ばかり並ぶので覚えやすいから何かこじつけて記念日にしたいのでしょうね。煙突の日や箸の日、ポッキー&プリッツの日などは、その形状から予想がつきますが、「電池の日」はどうでしょう?私は、昔この理由を聞いて忘れられずにいます。11月11日を漢字で書くと「十一月十一日」になります。もうピンときましたか?そう、プラスマイナスプラスマイナスと読めるからです。漢字文化と西洋文化が共存している国だから、制定できた日ですね。電池のおかげで、私たちの生活は随分と便利になっています。電気器具がコードなしで持ち運べるようになりました。電気で動くものが、全部コードがついていたらと想像すると、うんざりしませんか?太陽電池1個で、家中の電気がまかなえる時代が早くきてほしいですね。ソーラーパネルは色々と問題があるようですので、政治的技術的問題をクリアしたエネルギー発生装置を早く開発してもらいたいです。水資源の豊かな日本に住んでいると、実感できませんが、温暖化の影響?で大陸の大河川が、干上がっています。一方で氷河が融けて水位が上昇して国土が狭くなったり、海岸線が侵食されたりして困っている人たちがいます。昔、NHKスペシャルの「水の世紀」という番組を授業で使ったことがありました。21世紀は、石油などのエネルギー資源ではなく、水資源の争奪で戦争が起こるかもしれません。水がなければ、人間は生きていけませんからね。海水を真水に変える装置も多く開発されていますが、それを動かすエネルギー問題と環境問題が行く手に立ち塞がっています。がんばれ!世界の科学者たち!

修学旅行最終日

 3泊4日の修学旅行も、あっという間に最終日を迎えました。4日間とも好天に恵まれ、今日も暖かいというより暑く、大阪城の見学は天守閣への上り下りでけっこう汗をかくことになりました。団体の外国人観光客も多く、マスクをしていない人が多かったのが気になりました。現在、全国も群馬もコロナ感染者数が増えており、今後が心配です。今回、最も心配されたのが現地でのコロナ感染でしたが、それ以外の病気や大きな事故、ケガ等もなく無事帰路につけたので、本当によかったです。

 今回の旅行で御世話になった名鉄観光の添乗員、看護師、バスの運転手、ガイドの皆さん、本当にありがとうございました。修学旅行委員の皆さん、ミッションはこれでコンプリートですね。お疲れ様でした。引率の2年次団の先生方、朝早くから夜遅くまで、生徒が楽しく安全に過ごせるように御指導いただき、ありがとうございました。

 生徒の皆さんは、修学旅行の思い出をおかずにして、家族の方と夕食を囲んだでしょうか。出発式のときに話しましたが、ぜひ残しておきたい修学旅行ノートを作成して、10年後20年後に読み返してみてください。高校生の時の自分と対面できますよ。

修学旅行3日目

 修学旅行3日目が、無事終了しました。体調不良でUSJで行動できなかった生徒がいて残念でしたが、今日も暑くなり、上着なしでワイシャツ1枚の男子生徒も多かったです。海遊館では、ジンベイザメやペンギン、クラゲやアザラシなどに癒やされていたようです。USJでは、マリオの帽子などキャラクターものを身に付けて、大きなお土産袋を抱えて楽しんでいる様子が見られました。帰りのホテルまでのバスの中では、疲れたのか寝ている生徒も多く静かでした。昨日皆既月食だった月は、今日は大きなメロンパンのようで綺麗でした。生徒は「まだ帰りたくない」と言っていましたが、明日の大阪城見学で修学旅行も終わりです。名残りを惜しみながらも、修学旅行に来れたことに感謝し、帰宅するまで太東生として、しっかり行動してほしいと思います。みんな笑顔で帰れるように。

修学旅行2日目

 今、2回目の入力した文と写真がスマホの不具合か、消えてしまい、心が半分折れています。しかし、めげずに書きます。今日は一日京都で班別行動でした。清水寺や金閣寺、銀閣寺などの有名所から通(つう)でマニアックな所まで班ごとに計画を立て見学してまわっていました。今日は昨日より暑くなったのと、歩く距離が増えたので疲れたことと思います。先生の中には2万5千歩以上歩いた人もいました。明日は、海遊館とUSJですので、またたくさん歩くと思います。昨日は朝早かったせいか、消灯の見廻りの時には既に寝ていた人もいたようですが、明日存分に楽しむために今夜は十分睡眠時間を確保してくださいね。

修学旅行初日

 本日、2年次生が修学旅行に出発しました。6時集合だったため、けっこう寒かったですが、生徒の皆さんが予定より早く集合してくれたので、出発式も早く始めることができ、余裕をもって出発できました。京都は暑いくらいの好天でした。平等院と伏見稲荷を見学しましたが、伏見稲荷は広いため、時間も労力もかかり全部周るのは無理なので、是非、卒業後に機会があれば再チャレンジしてもらえればと思います。外国人観光客が多かったですが、伏見稲荷では、クラスごとの集合写真を撮っていたら、珍しいのか外国人に写真を撮られました。

 今夜は、ホテルの部屋で友達と色々話をすると思いますが、私の頃の一部屋5人以上と違って、今は2~3人なので少し寂しい感じがします。まだ1日目ですので、明日の班別見学に影響が出ないように休んでください。

いざ往かん 修学旅行

 来週の月曜日からの2年次生の修学旅行を控えて、今日は事前指導がありました。群馬県も全国も依然としてコロナ感染者数は多いままですが、従来と同様に修学旅行に行けることになり、喜ばしい限りです。事前指導で生徒の皆さんに話したのは、集団行動でのルールを守ることの大切さです。私は、今回で修学旅行の引率は8回目ですが、色々なことがありました。昔は、修学旅行中の問題というと他校生とのケンカや喫煙・飲酒などが多かったと思いますが、私が実際に引率で経験したのは、帰りの飛行機に乗り遅れそうになったり、男子が女子部屋にいるのを見つけて、廊下に正座させて説教したり、などです。(ここには書けないことも多々あります。)もちろん、多少の怪我や体調が悪くなる生徒がでるのは、200名を超える集団では、ある程度仕方がないとは思いますが、1度くらいは、1人も病気・ケガ・事故等がない修学旅行を経験してみたいです。昔は無事に行ってこられるように神社にお参りに行ったこともありましたが、今回は以前に体育祭の時にしたように修学旅行中の無病息災を祈願して、週末は写経しようと思っています。修学旅行中もブログは休まずに続けますが、旅日記みたいなものにします。ありがたいことに、このブログを読んでいただいている保護者の方もいるようですので、頑張って実況報告したいと思います。

危機察知能力を高めよう!

 「おしくらまんじゅう、押されて泣くな!」と言いながら、おしくらまんじゅうをしたのは、小学生のころでした。今の子どもは、おしくらまんじゅうをしたことがあるのでしょうか?皆さんは、どうですか?先日、韓国で156人もの人が狭い路地で圧死するという痛ましい事故がありました。あの人混みの中にいた人は、どんなにか恐かったことでしょう。幅約3メートルの坂道で、長さ6メートル足らずの範囲に約300人が集中したというのは、想像を絶します。私は東京で通学・通勤していたころ、満員電車に乗ることは多々ありましたが、本当に混んでいる時は、痛くて苦しいです。おしくらまんじゅうどころではありません。背の低い子どもや女性は、特に苦しいと思います。今回の事故も犠牲になったのは女性が多かったようです。日本でも、2001年の明石の花火大会で1平方メートルあたり13人から15人という異常な混雑となり、歩道橋で「群衆雪崩」が発生し、11名が死亡した事故がありました。皆さん、周囲の状況をよく観察し、危険を察知する能力を高めましょう。

栄光あれ 太田東高校

 今日11月1日は、本校の40周年の創立記念日です。上毛新聞の朝刊に40周年記念の半面の広告を掲載してもらいましたが、見た人はどれくらいいるでしょうか?後ですべてのクラスに配付しますので見てください。また、今日から14日まで、昼休みの終わりに校歌を放送します。プロと39期生が歌っているものを毎日交互に流しますので、聞き比べてそれぞれの良さを感じてください。3年生は、式典等でほとんど歌う機会がなく、歌詞をおぼえている人も少ないかもしれませんが、味わい深い歌詞も多いので、この機会に是非もう一度おぼえてみてください。それと、校長室には、多くの盾とトロフィーが飾ってありますが、その中から選んだものを2階の生徒昇降口に設置したショーケースに移動しました。太東生の栄光の歴史ですので、皆さんに見てもらいたいと思います。

 気づいた人もいると思いますが、今日、1階の大学合格者等の掲示板から名票がすべて取り外されました。今度は3年生の皆さんの番です。「スペースが足りない!」という嬉しい悲鳴が聞けることを願っています。