日誌

2022年5月の記事一覧

ポジティブ思考でいこう

 新型コロナウイルス感染者が複数出たことから、3年次は学年閉鎖という残念なことになりました。ただ、高校総体は本日の陸上競技で無事終了し、自宅待機となっている生徒もなんとかインターハイ予選までには間に合うのではないかということで不幸中の幸いでした。今回のことで気の緩みから感染症対策が疎かになっていたことを自覚し、密を避けること、飲食時は距離をとって黙食することが徹底されるようになるなら、よい教訓になったと言えるでしょう。7日から10日間、出席停止になることが受験生にとって厳しいことを重く受け止めて、今後の生活に生かしてくれれば幸いです。「禍転じて福となす」「転んでもただでは起きない」の精神でいきましょう。

ANIME × FAMILY

   昔は、居間で家族と一緒にテレビやビデオを観ることが多かったですが、(アンパンマンやポケモンは何回繰り返し観たことか)、子どもが大きくなるとそれぞれの趣味が違ってくるので一緒に観る番組も少なくなります。夕食時が一緒にテレビを観る時間ですが、アニメが多いですね。今は「SPY×FAMILY」、この前までは「王様ランキング」、「鬼滅の刃」です。「BANANA  FISH」や「NARUTO」、「MAJOR」「Baby Steps」「鋼の錬金術師」とかも観てました。他にはクイズ番組を観ることが多いですが、家族で話をするよい機会になっています。さて、今日は、高校総体の開会式があります。その後、テニスとバドミントンの応援に行く予定です。これから試合があるみなさん、ぜひ練習の成果を十分発揮してがんばってください。

最初が肝心

 昨日、録画しておいた「鎌倉殿の13人」を観ました。NHKの大河ドラマを観る基準は、キャストです。今回は大泉洋でした。私が今までに最後まで観たものは「軍師官兵衛」「江(ごう)~姫たちの戦国~」「太平記」などです。主人公に興味があれば、第1回を観て続きを観るかどうかを決めます。「映画は、最初の10分を観て面白くなければ、映画館を出たほうがよい」とまで言った人もいましたが、つまらないものを我慢して観る必要はありません。本も一緒で最初の10ページを読んで面白くなければ、やめます。もしくは、目次を読んで、面白そうなところだけ読みます。「少年老いやすく、学成り難し」です。1日の時間はみんなに平等にありますが、人生の時間は平等ではないので、何事も自分の時間を使う価値があるかどうかを考えたほうがいいでしょう。(くだらないことに多くの時間を使ってしまっている自分は棚に上げています)

 

回転から新幹線、F1へ

 昨日、久しぶりに回転寿司に行きました。みなさんは、回転寿司に行ったことありますよね?もともと寿司は、そばと並んで江戸時代のファーストフードでした。いつのまにか高級になってしまった寿司を大衆のものに戻したのが回転寿司でした。牛丼のキャッチフレーズは「速い・安い・うまい」ですが、それに「おもしろい」を加えたのが回転寿司と言われています(私の記憶によれば)。今や、タッチパネルで注文し、新幹線やF1が運んでくれるように進化しました。つまらないと思ったら遊び心を取り入れてみる。勉強も仕事も一緒です。部活もね。つぶやきが長くなりがちだったので、短くまとめましたが、まだ長いかな。

そのウソ、ホント?②

 ①の続きです。最新の「世界価値観調査」によれば、他の先進国が「新聞・雑誌・テレビを信頼できる」とした率は5割以下だったが、日本だけ7割近くと非常に高かったそうです。なぜ、日本人はマスコミをそんなに信頼するのかは、置いておいて、考えて欲しいのは、「その情報は、誰の得になるのか?」ということと「他国では報道されていることが日本で報道されていないのはなぜか?」です。太平洋戦争では「大本営発表」はウソの代名詞でしたが、お上(国家権力)に逆らえない、自社の利益を第一に考えるマスコミの黒歴史です。マスコミに対する一般的批判としては、「マスコミ同士の競争で視聴率や販売部数を伸ばすための報道になってしまっている」があります。特にここ2年間はコロナ報道に見られるように国民の不安感を必要以上に煽ったり、過度に政権を批判して世論を誤誘導したりしていると言われます。昨今のウクライナや中国に関する報道は適正でしょうか?そんなわけで、ネットの中の情報との乖離が進み、テレビや新聞が報道してほしいことを報道していないという不満が若年層を中心に高まっています。一方で高齢者は情報を得る手段が、まだまだテレビと新聞に偏っているため、誤誘導されやすいと言えます。報道すべきことを報道しない理由を端的に言えば、スポンサーやマスコミ各社にとって都合が悪いからです。ただ、それではネット情報なら利害関係が大手マスコミほどではないからいいかと言えば、内容は玉石混淆であり、信じていいわけではありません。要は、新聞・雑誌・テレビ・ネットの違いにかかわらず、報道を鵜呑みにして無批判的に受け入れずに、多くの情報を比較して自分の頭で考え判断することが大切だということです。2020年の某雑誌の「新聞やテレビを信じすぎる日本人の低い読解力」という記事では、OECDの学力テスト(PISA調査)が、新たにネット記事などに対して合理的な疑いを抱く能力を読解力の一部と評価することになった影響もあり、日本人生徒の成績低下にむすびついたという点を指摘しています。高校で今年度から「情報」が必修になり、情報活用能力の育成が急務になっていますが、ちまたにあふれているウソに騙されないためにも、情報を収集・選択・整理できるように思考・判断力を磨きましょう。ところで、ここに書いたことはホントでしょうか?

読んでから観るか…観てから読むか

 母の日に、夕飯前に家族で映画を観に行きましたが、なんと家族四人で貸し切りでした。観たのは「×××HOLiC」ですが、原作のコミックの世界がどう表現されているか、ストーリーの映画用変更やキャストがイメージに合っているかなどに注目しながら観ました。売れているコミックがアニメや実写映画化されることは、よくありますが、がっかりさせられることも少なくありません。アニメより実写のほうが危険度が高いのは間違いないでしょう。ただ、逆に実写が原作よりパワーをもって別の命を吹き込まれる場合もあります。少し古くなりますが「のだめカンタービレ」などは、その例でしょう。私は、コミックを読み、アニメ・実写ドラマ・実写映画と観ましたが、実写ドラマが一番面白かったです。一枚の絵から物語を考えたり、文章を元に絵を描いたり、またマンガの吹き出しの中を空欄にしてセリフを考えたりする授業があります。これは視覚情報→文字情報、文字情報→視覚情報へ変換する訓練であり、思考力・判断力・表現力を養います。読書は、光景を思い浮かべながらするので想像力を養います。字幕付きの映画なら、セリフがどう意訳されているかに注意して観るのも面白いです。このように楽しんでやることも見方を変えると勉強になることがわかるでしょう。3年生が行った修学旅行の富士急ハイランドも物理や心理学の勉強になりますよ。「おもしろき こともなき世を おもしろく (すみなすものは 心なりけり)」は、幕末の志士である高杉晋作の句ですが、始業式とオリエンテーションで話した「学校はおもしろいところではありません。おもしろくするところです」に通じます。何事も工夫しておもしろくしていきましょう。※5月3日のつぶやきに記憶違いがありましたので訂正しました。

プリキュアが日本の食文化を守る?

 「なぜ『プリキュア』を農水省が推すのか? 背景には「米の消費量」低下への危機感があった」というタイトルにひかれ、ヤフーニュースを読んでしまいました。
2022年2月から放送中の『デリシャスパーティ♡プリキュア』では主人公の女の子たちが、それぞれお米の妖精・パンの妖精・麺の妖精に力をわけてもらい変身するそうです。初代プリキュアを娘と見ていた私は、設定に驚きましたが、それを農水省が推しているということにも驚きました。マンガ・アニメの力はすごいと改めて感じました。「食が細い娘が今回のプリキュアを見て、私もおにぎり食べる!とモリモリ食べだした時はびっくりしました。ご飯をテーマにしたプリキュア、本当にありがたいです」といったコメントも寄せられているそうです。食文化の多様化と、一食当たりのおかずの量が増えたことで、お米の消費量が減っていることに危機感を抱いた農水省で、日本の食文化を守りたいと考え、プリキュアを見ながら日曜の朝においしくご飯を食べてほしいと広報室長から提案されたそうです。諦めない心の大切さなど、普遍的に描かれているメッセージもあり、「自分も頑張ろう」と励ましてもらえるデパプリはとにかくごはんが美味しそうで、食欲がわく作品だそうです。みなさんは、お米をどれくらい食べてますか?

胸に刺さる言葉

 休みの日は、つぶやくのは休もうと思っていましたが、少しつぶやくことにしました。今日、義父母の墓参りに行ってきました。そこのお寺では、屋根付きの掲示板が入り口と本堂の前に一つずつあって、模造紙一枚分くらいの大きさの紙に言葉が書いてあります。墓参りに行くのは年に6~7回ですが、いつも違う言葉なので、少なくとも1か月に1回は変えているのでしょう。今日は「すぐやる 必ずやる できるまでやる」「なりたい自分になるのに 遅すぎるということはない」でした。太東のEASTプロジェクトは、ある意味「なりたい自分を見つける」プロジェクトです。「時間がないとかお金がないからとか理由をつけて、自分のやりたいことを先延ばしにする人は、それを本当にやりたいとは思っていないのだ」と、言った人がいました。みなさんは、どうでしょうか?「思い立ったら吉日」という言葉があるとおり、何かしようと決意したら、そう思った日を吉日としてすぐ取りかかりましょう。なりたい自分を見つけられるように。

そのウソ、ホント?①

 GWも前半が終わり、あっという間に4月も終わってしまいましたね。1年生は、太東の生活に慣れたでしょうか。高校生のみなさんは、部活動の練習や総体の予選などで忙しくてなかなか遊びに行けない人も多いことでしょうが、今しかできないことも多いのでメリハリをつけて楽しんでください。また、GWでも働いている方はたくさんいますので、そうした方々に感謝して過ごしましょう。さて、コロナで生活が一変してから2年が過ぎました。外出を自粛するようになって、自宅でできることの需要が増えました。私はYouTubeは音楽関係のみの利用でしたが、この2年で政治系ユーチューバーのものをいくつか毎日見るようになってしまいました。若い人がテレビを見なくなり、ネットから情報を得ることが多くなっていて、ネットの影響力が以前と比較にならないほど大きくなっているようです。これから、ウソに騙されないための考え方について何回か分けて、つぶやいて?みたいと思います。「大衆は小さな嘘より大きな嘘にだまされやすい。」と、ヒトラーは言ったようですが、マスコミやネット情報を信じやすい人は、特に気をつけましょう。