日誌

2022年6月の記事一覧

アイデアが閃くには

 昨日6月1日は、サンスター文具株式会社により「アイデアに挑戦する日」として一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されたそうです。アイデアと言えば、私は4コマ漫画の作者はすごいと思います。よくあれだけアイデアがひねり出せるなと感心します。

 私は昔、授業のプリントに時々自分で考えた漫画を載せていました。右の漫画は30年くらい前に日本史のプリントに載せたものです。(オヤジギャグでお恥ずかしい) 別に仕事ではないのでパッと思い浮かんだものを適当に描いていたので苦労はありませんでしたが、仕事として毎日何本も考えなければならないと思うと大変なことだと思います。

 アイデアについて斎藤孝さんの言葉を紹介します。「みんなは、記憶するということと創造する、つまり何かを創りだすということは、別なことのように思っているかもしれないけれど、黒沢明はたくさんの本を読み、たくさんの映画も観て、たくさんのことが頭の中に入っていることによって、自分のアイディアが生まれたのです。「記憶は創造の母」という言葉もありますが、たくさん本を読んで、いろいろな知識を得て覚えたことが、新しいものをつくるときの土台となるのです。」

 わからなければググればいいというものではありません。自分の頭の中にたくさんの知識があれば、それらがリンクして新しいアイデアが閃きますよ。 
注※ 有名な源頼朝像は、足利直義説が出ており、現在「伝源頼朝像」と表記され、頼朝と断定されていない。

授業命の覚悟

    今日は、地震を想定した避難訓練がありますね。どこにいても落ち着いて行動できるように自分事として訓練に臨んでください。早いもので、あの東日本大震災も11年前のこととなりました。「天災は忘れたころにやってくる」という有名な言葉がありますが、いざという時の心構えと避難物資の準備を怠らないようにしましょう。私は、被災地の高校教師の言葉で忘れられないものがあります。それは、「『しっかり家で予習復習をしてきなさい』とは言えません。もはや『授業中心』ではありません。『授業命』の覚悟で私たちは教壇に立ちます。」というものです。コロナで当たり前のことが当たり前でなくなる経験をして、今まで当たり前と思っていたことに感謝する気持ちがもてたことと思いますが、天災でもそういう経験をします。自然災害の少ない群馬県に住んでいることに感謝し、充実した高校生活をおくってください。