日誌
榎本校長のつぶやき
電球のぬくもり
最近、めっきり秋めいてきましたね。毛布やこたつを出した家も多いと思います。今日も寒かったですが、明日も寒いみたいですね。受験生の皆さん、風邪をひかないように気をつけてください。今年は、インフルエンザも流行ると言われていますが、まだ、コロナが終息したわけではなく、みんなマスクをして気を付けているのにどうやったら流行るのでしょうかね?
さて、肌寒い季節になると、思い出す歌があります。石川啄木の「秋近し! 電燈の球(たま)のぬくもりの さはれば指の皮膚に親しき」です。この歌に共感する人は、どのくらいいるでしょうか。実際に電球に触って、温かいと思ったことがありますか。実際には熱いです。よほど指先が冷えていれば別でしょうが。寒くなってくると、電気やガス、灯油といったエネルギーの有難さを実感しますね。東日本大震災の時、カセットコンロで暖をとったのを思い出します。ある日突然、当たり前のことが当たり前でなくなりますので、暖のとれる生活ができることに感謝しつつ、勉強を頑張ってください。