日誌

2022年12月の記事一覧

入試ってホントに・・・

 今日は「音の日」「姉の日」だそうですが、二日連続で「今日は何の日」に頼るのはやめておきます。ただ、「姉の日」はクリスマスのある風習に関係しているみたいで面白かったです。興味をもった人は調べてみてください。「音の日」に関係するのは、あの偉人ですね。そう、エ〇〇〇です。エノモトじゃありませんよ。最近は、アナログレコードが若い人に人気だそうで、プレーヤーも売れてるそうですね。針を落とすという構造や大きなレコードジャケットが新鮮なのでしょうかね。おっと、つい「今日は何の日」ネタに足を突っ込んでしまったので、抜いて話題を変えましょう。今、以前にブログで取り上げた「受験勉強で君は史上最高の自分になる」という本を買って、読みました。読むのが速い人なら2~3時間で読めると思うので、読むなら1年生のうちに読んでおいたほうがいいですよ。(別に著者から宣伝料はもらっていません) 内容について「そうだ!」と思うか「違う!」と思うかは、人それぞれだと思いますが、自分で自分の進路について深く考えるきっかけにはなるでしょう。内容について疑問に思ったら、何人かの先生に聞いてみてもいいと思います。先日の地区校長会と今日の県の校長会の中の委員会で、前期後期が一本化される令和6年度の高校入試について情報交換がされました。高校入試も大学入試も本質は一緒です。皆さんはどんな方式の入試がいいですか?公平性?総合力?一芸(特色)?日本の入試は世界一公平だと言われているそうですが、それは調査書が参考程度で筆記試験の点がすべてな場合ですね。そこに色々な推薦制度が入ってくると、途端に合格基準が全体として曖昧になってきます。大学は勉強するところだから、テストの点だけで合否を決めてほしいと思いますか?それとも多様な学生がいたほうが学び合いになるから、色々な方式で試験をして違う判定基準で合否を決めたほうがいいと思いますか?今は、昔に比べて非常に入試が複雑になって、同じ大学の学部を何度も受験できるようになった反面、受験料もたくさんかかるようになりました。大学も経営がかかっているので必死ですが、自分が本当に行きたいと思える大学かどうか、よくよく調べて決めましょう。ところで、「入試ってホントに・・・」の「・・・」には、どんな言葉が思い浮かびましたか?

アルバムの日

 12月5日は、フエルアルバムで有名なナカバヤシ株式会社が制定したアルバムの日だそうです。(開き直って、今日は何の日に頼ることにしました)「いつか時間が出来たら」「いつか子どもが大きくなったら」「いつか、いつか…」と後回しにされることなくアルバムづくりをしてもらいたいとの願いを込めて、12月はその年の思い出をアルバムにまとめてほしいとし、その5日(いつか)を記念日としたそうです。今は、デジタル全盛なので、ほとんどは、スマホで撮って保存するだけなのでしょうか。たくさんあると整理が大変ですよね。みんなで写真を見るときも、TVやプロジェクターなどに繋いで見ているのかと思います。私は外付けHDDの中に年毎にフォルダを作って写真と動画を保存しています。かなりの量になっていますが、とりあえず整理はできています。ただ、もう何年も印刷した紙のアルバムは作成していません。最後に作成したのが子どもの成人祝いに、20年分の写真を20ページで一冊にまとめたものです。そうしたアルバムを作るキットを利用して、時間はかかりましたが、20年を振り返ることができて感慨深いものがありました。子どものアルバムは、最初は薄かったものが、「フエルアルバム」という名前のとおり、ページを足して厚くなっていきます。紙のアルバムは、すぐ見られるところがいいところで、また、手触りや色褪せで年代を感じることができてデジタルにはない良さがあると思います。ユーミンの作品に「悲しいことがあると 開く皮の表紙」で始まる『卒業写真』という名曲がありますが、皆さんが卒業アルバムを開く時は何を思うのでしょうか。

師歩

 今日から12月、師走です。全く早いもので令和4年もあと1月となりました。これから1週間は寒い日が続くそうなので、受験生の皆さん、体調を崩さないように気を付けてくださいね。さて、師走の師は、諸説ありますが、お坊さんを指すのがやはり一般的でしょう。年末は法会がたくさんあり走って移動しなければならないくらい忙しいからだそうです。現在では、教師の師でも間違ってはいない気がします。昔は、大晦日や元旦から補習をやっている先生もいました。働き方改革を進める現在からは考えられませんけどね。3年生は、追い込みで先生と一緒に走る(歩く?競歩並?)と思いますが、体と頭と心のコンディションを整えることを第一に考えてくださいね。これまでの努力が報われるように。先日、三者面談を控えて志望校検討会議がありました。3年次団の先生方が3年次生の皆さんの進路実現に向けて、どう助言するかについて検討を重ねました。受験を目前に不安な気持ちでいる人も少なくないと思います。ただ、不安を抱えているのは、あなただけではありません。こんな時こそ、仲間と励まし合いましょう。

「成果が出ないときこそ、不安がらずに、恐れずに、迷わずに一歩一歩進めるかどうかが、成長の分岐点であると考えています。」国民栄誉賞を受賞した棋士の羽生善治さんの言葉です。