活動報告

2023年6月の記事一覧

【吹奏楽部】群馬県ソロコンテストに出場しました

 6月3日(土)、藤岡市みかぼみらい館で行われた、第 27 回群馬県ソロコンテスト・高等学校打楽器の部に、マリンバ独奏で1名が出場し、見事金賞を受賞しました!


◯マリンバ独奏/金賞  齋藤 礼央(2年)

 東部地区大会以降、私はより細かいフレーズごとに表情が変わっていくよう意識して練習をしました。強弱や音色の変化はもちろん、感情の乗せ方や体の使い方など、各場面でのフレーズでより音楽が活き活きとするように磨きをかけました。

 私は、中学3年生のときにソロコンテストの地区大会で銀賞を受賞し、県大会への出場権を獲得していましたが、県大会が中止となってしまい、そのステージに上ることは叶いませんでした。そのため、今回県大会のステージに立ったときに、ようやくここまで来ることができたんだという思いが湧き上がってきて、それまでの緊張が吹き飛び、心から楽しんで演奏することができました。夢であった金賞を受賞することもでき、本当に嬉しい気持ちで胸がいっぱいです。今回の結果を自信にするとともに、この結果に満足することなくこれからも頑張ります。

 今回、伴奏を引き受けてくださった伴奏者の方をはじめ、レッスンをしてくださった講師の先生方、遅くまで残って練習に付き合ってくださった顧問の鈴木先生と副顧問の野中先生、そして、沢山のアドバイスや応援の言葉をかけてくれた部員や友達など、今回のソロコンテストにおいてお力添えを頂いた方々へ、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

【吹奏楽部】東部地区ソロコンテストに出場しました

 5月14日(日)、洋泉興業大泉町文化むら大ホールで開催された「第 15 回東部地区ソロコンテスト」に2名が出場し、マリンバ独奏は金賞、コントラバス独奏は銀賞を受賞しました。マリンバは6月3日(土)に行われる県大会へと進みます。以下、出場者のコメントです。

 
◯マリンバ独奏/金賞・代表

 僕は、F・クライスラー作曲の『中国の太鼓』という曲を演奏しました。この曲は、速いテンポの中で軽快なリズムを展開していく冒頭、しっとりとした音色で歌いこむ中間部、そして再び冒頭の旋律が帰ってくる再現部の、3つの場面展開がある曲です。

 本番の演奏において最も追究した点は、起伏のある演奏をすることです。練習段階では、テンポが速い部分は手先の動きに集中してしまい、強弱や音色の変化がない平坦な演奏になっていました。しかし、細かいフレーズごとの強弱や音色の変化を研究したことで、起伏のある演奏をすることができました。また、中間部は上下左右の空間をすべて使って演奏することを心がけ、同じマレットでも音色に変化が生まれるようにしました。

 本番の演奏は、個人的に納得のいかない部分が多く、悔いの残るステージとなってしまいました。そのため、県大会では、今回の演奏で足りなかった部分を改善し、持てる力を存分に発揮できるように練習を重ねていきます。目標である県大会金賞を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。

(齋藤 礼央)

 

◯コントラバス独奏/銀賞

 演奏した曲はV.モンティの『チャールダーシュ』です。もともとはマンドリンのために書かれた曲でしたが、ヴァイオリンの編曲が有名で聞いたことのある方も多いかもしれません。チャールダーシュとは「酒場」という意味の踊りです。

 繊細、または壮大なゆったりとした歌う部分、細かく速いパッセージ、どちらも吹奏楽だけだと出会えないもので、私にとって挑戦的な曲でした。揺らぎやどう歌うかを意識したり、酒場という少しふざけた感じの雰囲気をどう出せるか考えたり、技術的に足りない部分はあっても、自分なりに曲と向き合いました。色々なチャールダーシュの音源を聞いてみたり、ヴァイオリンの楽譜を見比べてみたり、学べることや面白いことがたくさんありました。

 上位大会への出場は果たせず、本番の演奏、それまでの準備に後悔はありますが、得たもの、与えてもらえたものがたくさんありました。この曲ももっと極めたいし、他にも取り組みたいソロ曲がたくさんあります。改めて、支えてくれる人、コントラバスと出会えたことに感謝し、今後の部活動や音楽に励んでいきたいです。

(小澤 優)

【吹奏楽部】第 34 回定期演奏会を開催しました

   令和5年5月5日(金)、太田市民会館で第 34 回定期演奏会を開催しました。

 昨年よりも多くのお客様にお越し頂き、たくさんの方に私達OEWOのサウンドを届けることが出来ました。部員達はこの定期演奏会で1年かけて準備してきたものを披露することができ、嬉しく幸せな気持ちと共に自分たちでステージを創り上げることの大変さを学ぶとてもよい機会となりました。また、本校チアリーディング部とフラ同好会の皆様にも賛助出演をしていただき、一緒にステージを盛り上げていただきました。心より感謝申し上げます。

 定期演奏会開催までの道のりは決して平坦なものではなく、上手く事が運ばず苦しい時期もありましたが、何度も根本から見直し、毎日の活動ができることへの感謝、当たり前のように練習場所が与えられていることへのありがたみを感じながら37人ですこしずつ前へ進んで開催できた舞台です。

 ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。来年の定期演奏会の舞台は今回のアンケートを元に、今年よりも更により良いものに出来るようOEWOのテーマであるOSER!~咲かせ!響かせ!覆せ!~を胸に日々精進して参りますので、これからも応援のほどよろしくお願い致します。

(對比地真優)