吹奏楽部
【吹奏楽部】東部地区アンサンブルコンテストに出場しました
令和5年11月25日(土)、太田市民会館で行われた東部地区アンサンブルコンテストに出場しました。出場団体と結果は以下の通りです。金管七重奏は県大会へと駒を進めました!
◯打楽器四重奏/金賞
私たちは、チャド・フロイド作曲の『トンボロ』という曲を演奏しました。この曲はトムトムという太鼓を4つ使って演奏します。
本番の演奏において最も追究した点は、音色です。太鼓には音階がないため、一つの太鼓からは一つの音しか出せないように思えますが、だからこそ奥が深い楽器です。4人で同じ音色を出すことは難しく、一人ひとりの叩き方が少しでも違うだけで、音色は変わってきます。そこで、お互いの叩き方を観察したり、細かいフレーズごとに叩き方を決めたりして、次第に同じ音色を出せるようになっていきました。また、この曲は、観客を魅了するパフォーマンスを伴うことも特徴であり、どうしたらお客さんを楽しませながら演奏をできるのか、ということにも気をつけながら音楽を作り上げました。
結果は地区代表には届かなかったものの、聞いてくださった方々から、沢山の御好評をいただきました。金賞という結果とも併せて、僕らにとっての自信に繋がり、これからの演奏活動の糧となる、とても貴重な体験をすることができました。
応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
(齋藤 礼央)
◯木管八重奏/銀賞
私たちが演奏した曲は、松下倫士作曲の『月に寄せる哀歌』です。この曲は「赤い蝋燭と人魚」という悲劇の物語を題材として喜怒哀楽がよく表現されている曲です。
工夫した点は、場面を変化させるためにその場面にあった音色に変えるという点です。物語を曲に当てはめることで、より音色について考え自分たちなりの哀歌が出来上がったと思います。
練習を通して学んだことは、次の音を出すときに誰の音をきっかけとしてその音を出すのかというところです。アンサンブルでの曲では指揮者がいないので、こういったきっかけとなる音を聞きながら、つながるように音を出すことが大切だと思いました。
私達8人はこの曲、この大会に全力で向き合ってきたので、銀賞という結果に悔しさはありますが、達成感を得る演奏をすることができました。色々なことを経験し成長できる場面も多く、アンサンブルコンテストに出場することができて良かったです。支えてくださった先生方やレッスンしてくださった講師の方々、保護者の方々、本当にありがとうございました。
(髙田 結真)
◯金管七重奏/金賞・代表
私たちは田村修平作曲の『楽市楽座第2番〜たけの抄〜』という曲を演奏させていただきました。この曲は、金管楽器それぞれの特性を存分に生かしたような音楽の表現が特徴的です。そのため、必然と一人ひとりの高い技術力が必要とされ、音色や息のスピード、テンポ感など、全員が同じような技量に揃えていくことが高みへの鍵だと気づきました。また、画像などを用いて曲のイメージを共有し、それぞれ想像していた曲のイメージを全員で統一していくことができました。本番は互いを信じ、臆することなく演奏できたことが結果に繋がったのではないかと思います。
中でも2年生は昨年アンサンブルコンテストに出られず悔しい思いをしましたが、今年は2人の1年生も加え最後のアンサンブルコンテストに出場、群馬県大会という舞台まで進ませていただき本当にありがたく思っています。県大会では、より一層レベルアップした演奏が多くの人にお届けできるよう、あと少しの時間を大切にチーム一丸となって努力していきます。
(阿左美 綾音)