活動報告
吹奏楽部
【吹奏楽部】東部地区アンサンブルコンテストに出場しました
令和6年11月17日(日)、グンエイホールPALで行われた東部地区アンサンブルコンテストに出場しました。出場団体と結果は以下の通りです。金管八重奏は県大会へと駒を進めました。
◯木管八重奏/銀賞
私達が演奏した曲は福田洋介作曲の「華円舞」です。この曲は江戸時代につくられた文化である「花見をどり」を元にしてつくられ、様々な踊りを彷彿とさせるフレーズを、異なる楽器が吹くという音色の変化が特徴的な曲です。そのため、楽器ごとの特徴を生かした、音色の変化を際立たせることに重点をおきました。場面を全員で共有し、踊りを想像しながら吹くことで、曲をつくりあげてきました。
私達は全員2年生で頑張りたいという思いから、一般的な木管八重奏で組まれる編成ではない編成でコンテストに出場しました。結果は銀賞と悔しい思いをしましたが、このアンサンブルで得た経験を元に、これからも頑張っていきたいと思います。
応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
(猿橋 美桃)
◯金管八重奏/金賞・代表
私達が演奏した曲は福島弘和作曲の「金管八重奏のためのコンポジション」です。この曲の「コンポジション」は、構図、組み合わせという意味で使われることが多く、金管八重奏にしか出せないサウンドにこだわって練習しました。様々な楽器で奏でる同じフレーズのリレーは、音色や音の形を揃えるのに苦労しましたが、その分一体感のある演奏になったと思います。結果は金賞・代表で、東部地区の代表として「群馬県アンサンブルコンテスト」に出場することが決まりました。当日の演奏は、自分たちが納得する演奏を届けることができず悔しい思いをしたので、群馬県アンサンブルコンテストでは、出場することが叶わなかった他の部員の思いも背負って演奏してきたいと思います。
(早川 舞)
【吹奏楽部】群馬県高等学校総合文化祭に出場しました
令和6年11月9日(土)、高崎市の群馬音楽センターで行われた「群馬県高等学校総合文化祭吹奏楽専門部大会」に出場しました。
私達が演奏した曲は2011年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲である「天国の島」(佐藤博昭/作曲)と、「『サウンド・オブ・ミュージック』ハイライト」(R.ロジャース/作曲、樽屋雅徳/編曲)です。
大会に出ることに対し楽しみな気持ちがありつつも、新体制となった不安も大きく上手くいかないことも多かったですが、私達の力や良さが発揮できた本番にすることができたと思います。
「天国の島」ではこの曲の舞台となる「天売島」の力強さや自然の壮大さを表現できるよう、写真を使ったイメージ共有をしたり、曲の細部まで突き詰めて練習したりとこだわりを持って曲づくりをしました。また、新体制になる前までは選ばなかったような曲に挑戦して私達の可能性を広げようということでこの曲を選んだこともあり、勉強になることも多く良い刺激になりました。
「『サウンド・オブ・ミュージック』ハイライト」では演奏に加え、ミュージカルで実際に子ども達が踊っているダンスや全員で合唱をするなど様々な演出をつけたり、衣装までこだわったり、見ても聴いても楽しめるようなステージを作ることができました。演出作りに苦戦したものの、全員でアイディアを出し合い、本番では審査員の先生方に温かみのある演出だったと講評をいただけて嬉しかったです。
この総文祭は、2025年7月末に行われる香川総文への出場権をかけた派遣大会でした。香川総文に行くことができたら全員で夏のコンクールも両方頑張ろうと意気込んでいたからこそ、香川総文への出場権を得ることができず悔しい思いをしました。ですが、他の団体の演奏を聴き私達に足りないものや強みなどを知れて、新体制となった私達の成長に確実に繋がったと思います。新人戦でこの思いを晴らせるようこれからも一生懸命頑張っていきます。
(窪田 志帆)
【吹奏楽部】OEWO solo concertを開催しました
令和6年10月5日(土)に太田市藪塚本町文化ホール(カルトピア)で「OEWO solo concert」を開催しました。
今回のコンサートのテーマは「共奏」で、共創という言葉を元にした造語です。元の意味である「新たな価値を創造すること」に加え、独奏ではありながらもお互いに刺激し合って高め合うことで個々の技術を上げ、最終的には全体のサウンドをさらに良くすることを目標にするため、このテーマにしました。
コンサートでは、各々が自分で選んだ名曲に挑戦し、日々練習を重ねていきました。普段行っている合奏とは違った独奏の緊張感や、責任感を感じながらも、無事演奏を終えることができました。また、音楽大学を受験する3年生の特別演奏もあり、1,2年生は3年生のすばらしい演奏に大きな刺激を受けました。
これからもOEWOのサウンドに磨きをかけ、頑張っていこうと思います。
(早川 舞)
【吹奏楽部】3年生引退コンサート〜tomorrow comes〜を開催しました
令和6年9月16日(月・祝)に太田市新田文化会館(エアリスホール)で「3年生引退コンサート〜tomorrow comes〜」を開催しました。
「tomorrow comes」は第66回群馬県吹奏楽コンクール高等学校Aの部で演奏した「レ・ミゼラブル」に登場する「民衆の歌」の一番最後の歌詞です。コンクールのときは、西関東大会に向けて「明日」が来るようにという気持ちを込めて目標として掲げていました。しかし今回は、引退して自分の道を歩む3年生に素晴らしい「明日」が来るように、また3年生が引退した後も私達1,2年生での新しいOEWOの「明日」をよりよいものにしていけるように、「tomorrow comes」を演奏会のテーマとしました。
演奏会では、3年生の思い出の曲である「センチュリア」「カンタベリー・コラール」「栄光をたたえて」「風がきらめくとき」「レ・ミゼラブル」「銀河鉄道999」を演奏しました。1,2年生は3年生と一緒に演奏できる最後の機会なので、感謝の気持ちを込めて演奏しました。また、コンサートの中盤では、3年生に向けて1,2年生のみで「Story」を演奏しました。この曲は「ひとりじゃない、人は誰かとつながっている」という思いが込められており、これからそれぞれの将来へと向き合い、時には孤独に戦う3年生を応援したいと選曲しました。この曲を合奏するにあたって、リズムやテンポ維持などの技術面で苦戦しましたが、細かいところまで工夫し少しでも3年生に良い演奏を届けられるように頑張りました。
今まで3年生には演奏面や学校生活などいろいろな場面でお世話になりました。先輩たちが繋いでくださった伝統を受け継ぎ、これからもOSERで部活動に励んでいきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします。
(黒田 莉夢)
【吹奏楽部】群馬県吹奏楽コンクールに出場しました
令和6年8月1日(木)に群馬音楽センターで行われた「第66回群馬県吹奏楽コンクール高等学校Aの部」に出場しました。
今回、僕たちが演奏した曲は、課題曲「風がきらめくとき」、自由曲「ミュージカル『レ・ミゼラブル』より」です。「風がきらめくとき」は、曲のタイトルにもあるように、どんな風を吹かせたいのかということを考え、様々な風の流れをイメージしながら演奏をしました。「レ・ミゼラブル」は、ミュージカルや映画を見て、曲の背景や世界観を研究し、移りゆく場面の変化を表現しながら演奏をしました。
本番のステージでは、全員が持てる力を存分に発揮し、満足のいく演奏をすることができましたが、銀賞という結果に終わってしまい、上位大会への出場は叶いませんでした。今大会に至るまで、西関東大会や全国大会への出場を目標とし、多くの壁を乗り越え、全員が一丸となって努力してきたため、とても悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、演奏終了後、多くの来場者の方々から「素晴らしかった」「感動した」と声をかけていただいたため、僕たちが「上位大会へ出場すること」以上に目標としていた「聞く人の心に届く演奏をする」ということは達成することができたのだと思います。結果を繋げることはできませんでしたが、僕たちは自分たちのやりたかった音楽をつくることができ、これまでの努力はしっかりと報われました。応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
また、この結果をもって、三年生12名は引退となります。悔しさも残る中ではありますが、この三年間の部活動で得たものを後輩たちに託し、これからはOBOGとして太田東高校吹奏楽部を支えていこうと思います。僕自身、部長として携わることができたことを誇らしく思いますし、このバンドで演奏できたことを心から嬉しく思います。僕は、これからも太田東高校吹奏楽部が、更に進化し続け、より多くの人々に感動を与える音楽を作り上げてくれることを期待しています。これから、どんな演奏を聞くことができるのか、今からとても楽しみです。
三年間、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。これからも、この太田東高校吹奏楽部を、どうぞよろしくお願いします。
(齋藤 礼央)